十二国記シリーズ・あらすじと感想まとめ

十二国記シリーズは現在、episode0からepisode9(最新刊は「白銀の墟 玄の月」)まで刊行されていて、episode9で本編は完結になります。

十二国記のそれぞれの作品について、ネタバレにならないあらすじとそれぞれの感想を、作品ごとに紹介しています。

十二国記シリーズは非常に魅力的な大作です。ぜひとも、もっともっと多くの方に作品を読んでいただきたい!と、長年のファンである私は常々思っています。

これから読む方の参考になればなと思います。

各書のあらすじと感想をまとめています。随時更新中です。

十二国記シリーズの読む順番や、本編にあたるのはどれか、については「十二国記シリーズの読む順番のおすすめは?どこから読んでもいいの?」をご確認ください。

十二国記シリーズ一覧

episode0 魔性の子 
episode1 月の影 影の海
episode2 風の海 迷宮の岸
episode3 東の海神 西の滄海
episode4 風の万里 黎明の空
episode5 丕緒の鳥
episode6 図南の翼
episode7 華胥の幽夢
episode8 黄昏の岸 暁の天
episode9 白銀の墟 玄の月

目次

episode0 魔性の子

この物語は、ここから始まる

すべてのプロローグです

出典元:魔性の子(新潮文庫)の帯より

作者小野不由美氏が直々にこんな言葉が添えられている、十二国記episode0の物語「魔性の子」

十二国記の中でなくてはならない物語ながら、異色の作品です。

十二国記のその他の作品が『ファンタジー』と言えるのに対し、「魔性の子」は『ホラー』

どう考えても、ホラー小説なのです。

魔性の子(十二国記episode0・小野不由美)あらすじと感想

作風があまりに違うため、十二国記を読み進めるにあたり、「魔性の子はどこで読むのか問題」が発生しています。

episode0とありますが、決して一番最初に読むのはお勧めできないのでご注意。

この辺りは「十二国記シリーズはどこから読んでもいいの?」のなかの、「魔性の子はどこで読むのか?」にまとめてあります。

episode1 月の影 影の海(上・下)

こちらの世界から、虚海を渡って十二国記の世界に入った女子高生・陽子の物語。

episode1の名にふさわしく、十二国記を読むならまずはここから、と自信もって薦められるのが「月の影 影の海」です。

文庫本で上下巻、たっぷりとした量がありますがテンポよく進むため、読むのは苦痛ではないはずです。

まずは 「月の影 影の海」を読み切ることで十二国記の世界に入り込み、ここから物語の世界に旅立っていく、というような感覚がする作品です。

新しいシリーズのスタートとなる本書は、十二国記という異世界について読者に的確に伝えるべく、世界観・背景・細かい設定などを、しつこくない程度にきちんと説明してあります。

読んでいくにしたがって段々ととなんとなく、十二国記の世界が分かってきます。

episode2 風の海 迷宮の岸

十二国記シリーズの主人公のひとり(もう一人は陽子)泰麒の幼少期の物語。

泰麒はいかにして生まれ、どのようにして蓬莱に流され、そして帰ってきたのか。まだ若干10歳という小さく幼い泰麒は王を選ぶことができるのか、というシリーズを通してみても非常に大事な部分を担う物語です。

泰麒はとにかく可愛らしく、物語もストーリーを通して考えれば比較的穏やかで明るいほうなので読みやすいので、安心して手に取れる1冊です。

episode3 東の海神 西の滄海

十二国記シリーズのサブキャラでありながら、非常に人気の高い主従の延王・尚隆と延期・六太の物語。

十二国の中でも大国と名高い雁ですが、尚隆が延王となったころは、荒廃しきった国土だった・・・

「東の海神 西の滄海」は、尚隆と六太と、その腹心の臣下たちがいかにして国を興し、整えていったかという、治世500年の歴史の一番初めの部分の物語です。

十二国記シリーズの主人公である陽子や泰麒の時代からさかのぼること500年ほど前の物語ですので、本編や、ほかの作品との関係性は比較的薄いです。

そのため、いつ読んでもいい、いつ読んでも楽しめる作品になっています。

単独でも楽しめる作品なので、十二国記シリーズを初めて読む方にもお勧めできますが、シリーズを通して読むのであればepisode順に「風の海 迷宮の岸」の前後あたりで読むのをおすすめしておきます。

episode4 風の万里 黎明の空(上・下)

「月の影 影の海」で十二国記の世界に渡ってきた陽子のその後の物語。

慶王となった陽子の苦悩と、王として成長していく様が描かれています。

また、重要な登場人物として鈴(すず)と祥瓊(しょうけい)という二人の少女が登場します。

十二国記シリーズとしては珍しく、この物語は三人の少女たちが主役となって進んでいくため、十二国記シリーズにしては比較的華やかで、かわいらしく思えるシーンもある作品です。

文庫本で上下巻とボリュームもありますが、「月の影 影の海」に登場した懐かしのキャラクターなども出てきますので楽しんで読めると思います。

episode5 丕緒の鳥

episode6 図南の翼

恭国の豪商の娘 ・珠晶(しゅしょう)が、供王を目指して昇山する物語、

スピンオフストーリーですが、非常に人気の高い作品です。

何しろ勝気で正義感溢れる珠晶でがすごくかわいい。

本編との関係性が薄いため、基本的にはいつ読んでもいい物語です。時代も、陽子や泰麒の時代から少し遡ったあたりです。

十二国記を初めて読む方にも(多少世界観の理解に時間はかかるかもしれませんが)お勧めできる冒険活劇です。

episode7 華胥の幽夢

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episode8 黄昏の岸 暁の天

episode9 白銀の墟 玄の月(1・2・3・4)

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なつめ
2人の男児を育てながら、都内某所でフルタイム勤務中のワーママ。
子供達と日常を楽しく過ごしながら、おもちゃ、子どもイベント、小説などの情報を発信中
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