雑文

【3000文字チャレンジ】勉強はできたけど好きではなかった子供が、我が子の教育について考えちゃったりなんかして

毎日といっていいほどポストに入る、チャ○ンジを筆頭とする新一年生向けの学習教材のチラシをチラ見しては片っ端から捨てながら、どうもこの手の教材に懐疑的な私は考え方がおかしいのかなぁ、と思いつつ、でもやっぱり捨てる。

あの、とんでもない長男がこんな教材をやれるわけがないし、いざやるとなったらこんな教材は飛び越えていくような気がしてならない。

勉強ってなんだろうなぁ、勉強させるって何だろうなぁ、なんて、久々に考えるようになりました。

長男はこの春ついに小学生になります。

やたらと万能感だけは強い彼は、進学に対する不安など微塵もないそうで「だってオレ計算ちょーできるし」とか言いながら、未だ象形文字にしか見えない、並び順すら不安定なひらがな(しかもまだ半分くらい)を自慢げに書いては見せに来る。

うむ。だいぶうまくなったではないか。よかったよ名前だけでも書けるようになってくれて。

と、私は満足に思ってるけど、おそらく女の子を中心として、かなりの割合の子がひらがなカタカナはマスターして入学してくるんだろうなぁ・・・という予測は立っている。

別にね、子供の教育に興味がないわけではないんですよ。いやそれなりにちゃんとあるんですよ。それでもね。

まぁあの落ち着きのなかった長男に3歳ごろから字を教えるのは不可能だったしね…

そんなこんなで、長男はもう入学間近です。

勉強はできたけど別に好きではなかった

小さいころ勉強ができたかどうか、といえば、まぁたぶんできたほう、かなぁと思う。高校まではまぁ割とできたほう(大学はうっかり遊び呆けた)で、高校受験、大学受験と王道の受験戦争を突っ切ってきた感があるけれど、そんな私が勉強好きだったかといえば別に好きではなくて、じゃあ親からぎりぎりと勉強させられてきたのかっていうとそういうわけでもない。

親から、勉強しなさいって言われた記憶がほとんどない。

ほんとに見事に、勉強しなさいだけは言わない親だったよなぁって思います。

それでも、学歴だけ見るとそれなりの高校に入って、結構いい感じの大学に進んでいるので、うまい具合に子供をやる気にさせた親、みたく見えたこともあったようだけど実際はなんかちょっと違う。

私が親にずっと言われ続けたのは「宿題は子供の義務である」ということと「勉強できないとみじめである」ということと「勉強していい学校に入ると色々お得である」という、非常に生々しい現実でした。

結局私が高校受験を乗り切ったのは「高校浪人が怖かったから」(滑り止めとか受けなくて退路を断たれていた…)であり、大学受験のモチベーションは「なんとか家を出たかったから」であって、これまた非常に生々しい。

根っからの勉強好きならまだしも、基本的に勉強嫌いである一般的な子供のモチベーションなんて、「相当な危機感」と「手に入れたいもの」くらいなものだろうと実体験から思っています。

国語と理科が得意だったのは、結局好きだったからっていう理由

教科のほうからいえば、私は理科と国語が得意だった。ド文系のくせに英語と歴史がまるでできないため、大学受験は数学で受けたほど。

活字中毒だったので国語が好きなのはまぁ当然として…理科、特に生物と化学の成績が良かったのは、単純に好きだったからだろう、と思う。逆に歴史と英語ができなかったのは、単純に好きじゃなかったから。

どれだけ必要に迫られてても英語の成績が劇的に上がることはなかったし、歴史の理解が深まることはついぞなかった。

だから、結局のところは好奇心なんだよね、と思うわけです。知的好奇心。

これさえ手には入れば、ほっといたって知識は吸収するし覚えるし、成績だって上がる。そう、実体験から思うわけです。

子供に勉強させるってそもそも無理なんじゃないか?

さて我が子です。いまだひらがなが半分、カタカナに至っては模様にしか見えていない我が子を目の前にして、私は思うわけです。

勉強をさせられてきた記憶のない私が、果たしてこの子に勉強させることができるのか、とかね。

机の前に座らせて、鉛筆を持たせて、このノートに50音を全部10回ずつ書きなさい、と言ったところで彼はちゃんと書くのか・・・書いたとして果たして何が頭に残るんだろうか…とかね。

正直く○ん式とか全く性に合わなかった私としては、子供を積極的にく○んに通わせる気には全然ならないし、進研○ミに一瞬で飽きた身としては、あの手の通信教育について子供がやる気を見せるなどとは全然思えない。

教育業界に身を置いていないものとしては、唯一の事例は自分しかなく、どうしたって過去の自分を思い起こして色々判断の足しにしてしまう。

だから私にとって、子供が勉強するかしないかは、「知的好奇心の発生」と「危機感」と「手に入るもの」に依存するんですよ。

一応、結構いい大学に合格して、通わせてもらって、教育的指導としてはそれなりに成功した例と思われる自分が子供に何かするとしたら、やっぱり自分が思うところを実践するしかない。

「危機感」と「手に入るもの」で煽り立てるには、小学1年生にはまだ早い。育てるとしたら知的好奇心。

世のなかの不思議なこと、知りたいことが増えるよう、彼らを日々、連れ歩くわけです。

我が家の指針みたいなものについて、一応

細かいところでは思うところはもっといろいろあって、いい機会だからここに書き残しておこう。

高校受験は中学からで間に合うし、大学受験も高校からで間に合う

基礎が入っていれば、の話だけどね。さすがに、四則計算を中学から始めたら高校受験は間に合わないでだろうけどね。

さらに、東大とか最高峰を狙うとすると間に合わないかもだけど、それなりのところだったらおそらく間に合う、と思う。

根拠は自分が間に合ったから・・・根拠としてはやや弱いけど。

間に合わないとしたら…そもそもその学校が彼の実力に不相応だったとあきらめましょうかね…

勉強より先に、体が重く固くなる前にある程度運動させたい

子供の、あの独特のしなやかさが失われる前に、むしろがつがつと運動してもらいたい。

なぜなら…小さなうちに動いておかないと後で非常に動きにくくなるからです。これも経験から。

太ってからじゃ遅いんだ、運動神経ゼロの大人になってからでは間に合わない。

どうもやや鈍そうな感じのする長男には、とりあえずプールの継続と体操教室の入会を準備中。

行ける範囲なら一番いい学校に行かせたい

無理して高みを目指せ、というわけではないんだけど、できるだけ妥協せずいい学校を目指せ、とは言いたい。

高校や大学は、学歴というより人との出会いだと思う。やっぱり、いい友達に出会えたりするからね。

できる限りでいいよ、どこどこ以上に入れとかは言わないけどね。狙うなら上を目指せとね。

受験戦争はやってみればいい。受験知識は人生の役には立たなくても、ぎりぎり自分を追い込んだ経験はそれなりに糧になるものです。

あいつ面白いヤツだよねって言われるように

我が子は二人とも男児なんですよね。要は男子になりますよね。

男子はねぇ…面白いやつじゃないとな、て思う。

別にウケを狙ってボケ倒せって話ではないんだけど。学生時代いたでしょう?勉強できるとかできないとかじゃないんだけど、なんかつまんない奴って。

できれば我が子にはそうなってほしくはないわけです。あいつ面白いやつだよねって、魅力的な人間だよねって、そういう評価を願わくば受けてほしい、特に男子だから余計そう思う。

男子が男子に、あいつおもんない、って思われたら、学生時代はたぶん結構ハード。

結局のところ愛嬌だよね

勉強できるとかできないとか、学歴がいいとか悪いとか、そういうのは実際ある。将来にも影響する。でもさ、でも結局のところ、最後は愛嬌だよね、というのが、私と夫で奇跡の一致を見た意見です。

私と夫はそれこそ勉強がどうとか学歴がどうとか職種がどうとか、実は乖離が激しいのでちょいちょい意見の相違がみられるんだけど。

ええ、育ってきた環境が違うから~ってやつ。

ただ最終的にこの一点、「結局のところ愛嬌」説で奇跡の一致を見たため、教育方針としてはまぁまぁぶれなくやって行けそうです。

上に書いた「あいつ面白いよね」にも通じる話だけども。

最終的に人間は社会から逃れられないので、人間関係の中で生きていくしかない。上からはかわいがられて、同期とはうまくやって、下からは慕われるのが最強だと思ってる。

人間関係から自由になりたいとかなんとかって、完全にはムリだから、それもう無人島生活だから。

その他いろんなスキルがあれば人生が豊かになるのはおそらく間違いがない、けど、最後の最後、愛嬌さえあればたぶん何とかなる、というね。そんなことを思っています。

ねー、明日どこ行く?

そんな感じで、一応子どもの教育ってのも考えてはいるんです。考えてはいるんですがやや世の中の主流派からずれている感もあり、だから保育園のお母さま方との教育談義においてはどうもいつもちょっと浮いておりました。

もしかして○ャレンジが最高に合っていて、く○んが最高に楽しくて、がりがり机に向かわせるのが我が子に最適だったらどうしよう、という一抹の不安がないわけではないけども…

まぁ、でも、ないな。

こいつ、かなり私に近いからな。

ちなみに、ある程度のところでやっぱり勉強(学力といういみで)は向いてないなー、と判断された場合、夫はわが子をすし屋にさせるつもりらしい。寿司職人は技術職、食っていけるから、あと俺が寿司好きだからという理由で。

頑張れ長男。あんまり怠けたままだと、強制的にすし屋にされてしまうぞ、ってね。

そのうちまじで危機感を感じたら、イヤなら逃げ切るべく勉強でもするでしょう。イヤじゃなければ、いい職人になるでしょう。

すでに数字の世界に適性を示してる感のある彼がまっすぐ理系の道に進むのならそれでもいいし、急に芸術面に目覚めるならそれでもいい。

人に迷惑とかかけずに犯罪にも足を突っ込まずに、なんとか自力で食ってってくれ。それ以上はほとんど望みなんかないんだ。

明日もまた彼の好奇心の幅を広げるべく、どこかに連れて行こうと思います。

親に連れ歩かれてくれる間はね。

できるだけたくさん、一緒にどこかへ。