雑文

【3000文字チャレンジ】帰ってきた駄文書き

※この記事は、3000文字チャレンジという企画参加用のものです。ほかの通常の記事とは全く異なり、以下、特にためにならないだらだらとした文章が延々と続きます。ご承知おきください。

 

私は好きな本の好みの偏りが激しいな、と、気づいたのはいつ頃だったか・・・中学生の頃にはもう自覚していたように思う。

自分が結構な活字中毒だとおぼろげに認識したのは10歳頃で、それ以前にもすでにむさぼるように児童書の類を読み漁っていたのだけれど、特別変わったことだとも思っていなかった。

小学校高学年で、私は異常に「ぼくらシリーズ」にのめりこんでしまい、小学生にして角川文庫がずらーっと本棚に並んだ。

親は本に関してはやたら寛容な教育方針だったため、当時、欲しい本は基本全部買ってもらえた。

小学5年生にして、大人と七日間戦争をする中学生の話をむさぼるように読んでいるのだと知っていたのかどうかは分からないが・・・とりあえずずらっと並んだ背表紙に、非常に満足したのを覚えている。

その後中学ではお小遣制が遅ればせながら導入されたため、本の購入は自分でとなった結果、とても買いきれないと悟った私は図書館に毎週末通い詰めていた。

中、高、とずっと、家族分の図書カードを全部持ち出していっぱいまで借り出し、非常に重たい思いをして自転車に乗っていた。

当時読み漁っていたのは、日本人作家の書いた自分と同じくらいの年齢が主人公の、比較的発売日が最近のもの。古典や名作は好まず、外国作品も嫌い、と、活字中毒の割には選り好みが激しい。

このころ読んでいたのは確か・・・よしもとばななや恩田陸の初期作品、伊坂幸太郎の初期作品、森絵都や佐藤多佳子なんかもこのころに出会っている。高校時代には村上春樹にも手を出している。そのえり好みから、基本的には青春小説ばかりを読んでいた。

あらかた、めぼしい青春小説系を読んでしまうと、今度はそれまで避けていた青春ミステリーに、恐る恐る手を出し始めた。

恩田陸や伊坂幸太郎なんかもミステリーといえばミステリーだけどもっと、バーンと殺人事件とか起こるやつ。森博嗣とかに手を出し始める。

ここで、運命の出会いがあった。今に至るまで愛してやまない作家、樋口有介である。

ひとしきり樋口有介を読み漁っていた。その時ようやく、さらなる自分の好みに気づいた。

私は日本人作家しか読まないし、古典も名作も嫌いで現代小説しか読まないけれど何よりも、文体の好みが激しいのだと。そもそも翻訳本が読めない理由はおそらくここにある。

樋口有介の文章のリズムが、私の好みに異常にはまっているから好きなのだと気づいて、我ながらびっくりした。

自分には好ましいと思う文章のリズムがある。それもどうやら、ちょっと独特かもしれない。というのも、ベストセラーになっている小説の中にはどう頑張っても受け付けない文章(内容ではなくて、文章のリズム)がある。

みんな、これを特に違和感なく読み切って絶賛しているのだろうか。これを?こんなに読むのがしんどいのに?

いやいや小説はやっぱり内容が重要だろう、ということもわかっていて、もちろん私も内容は重視している。

面白いものは面白いし、薄っぺらいものは薄っぺらい。それはそれとして、文字で読む以上、読んでいて心地よい文章というのがあるし、趣味で読む以上心地よい文章をたくさん読みたい。

そんな風にして、大学に進むころには私の読書傾向は更に偏向していく。そんなおりmixiが一気に広まって、私もいよいよ、駄文を書き始めちゃったりするわけです。

 

あれだけ読んできた小説の影響が、文章に出ないわけがなく、私が自由に書きなぐる文章はいつもいつも一文がだらだらと長く、それでいて読点がやたら多い。

内容から考えれば不必要な言葉の繰り返しがあったり、むやみな形容詞が挟まっていたりするのは言わずもがな、自分の好きなリズムに無意識に整えようとしているから。

万人受けはしないだろう、おそらくは一部にしか受けないだろう文章(のリズム)を取りながらネットに流していた駄文に思わぬ高評価がついたりすると1人こっそりにやにやしていた、そんな記憶。

私にとって、ブログはそんな駄文の延長線上にあったような気がしていたのですけどね、まだ何も知らないうちは。

 

まぁ、このブログには一応目的があって、そうもいかないわけです。私の素の文章は、いわゆる昨今のブログの常識、ウェブライティングとやらからは程遠いところにあるため受け入れられないらしい。

それは理解したうえで、まぁ、郷に入ったら郷に従えというやつですよ、と活動しているさなか始まったこぼりさんの#3000文字チャレンジが、何かこう、蓋をあけてしまった感じがしますよね。

2019年最初のお題はブログでした。似たようなことを以前の記事でも書いたような気がしますがまぁいいや。今年もこの企画は続くようで、じわじわとした広がりを見せているような・・・

テキストサイトブームってのがね、かつてあったはずなのです。確か。ブログといえばテキストサイト、みたいな時代がね。今とはまるで違う、ブログの一大ブームだったはず。

こう、駄文書きとしてはさ、ちょっと懐かしいなーと思うわけ。

また来ないかな、みたいな。したらその片隅でなんか書くかな、みたいな。それほどキレキレの文章かけるわけでもないけどさ。

昨今、ブログは役立つ記事をかけとか、文章はちゃんとす読まれないから画像多めに、とか、そのあたりはセオリーの一つだと、わかってる、わかっているけれど、一定数実はいるんじゃないかと思うんだよね。

駄文好きって人種がまだたぶん。ちなみに、駄文書きは基本駄文読むの好き、おそらく。

#3000文字企画がもっと盛り上がったらテキストサイトブーム、ちょこっとでもいいから再来しないかなー、なんて、考えている2019年初頭です。

てか、ほんとに一連の記事はごそっと、はてなにでも移設すべきか、と検討中・・・さすがになー、増えてきたものなー。

ではでは。

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