雑文

【3000文字チャレンジ】多趣味な私の多彩な遍歴

「好奇心の強い子だね」と言われていた気がします。親からだったか、先生からだったか…とりあえず、そのころは誉め言葉に聞こえました。

そんな「好奇心の強い子だね」に気をよくした子どもがそのまま大人になるとどうなるか…

「多趣味な大人」になります。

私は多趣味なのです…といえばなんだか聞こえがいいですが、それはほら、一種のごまかしだから!

実際のところは、好奇心の強さゆえか、次々と真新しいことが気になり、移り気のままに手を出し、急速な熱狂ののちにあっさりと冷めて、次のことに手を出す。

これです。

私は多趣味なのです。熱しやすく冷めやすい、収集癖のある困った人間なのです。

そんな私の多彩な遍歴を、今回はだらだら書きます。

ビー玉

言葉が喋れるようになったころ、生意気にもお年玉の要望を方々に出していたらしい私。

曰く「赤い玉と白い玉を一つずつ」というものだったらしいですが、困った大人たちはこぞって「大きい玉(500円)」をくれていたようです。

そんな感じで私は球状のものを愛していたのでした。

どういう経緯で集めたのかよく覚えていませんが、やや錆びかけたお菓子の缶に、ビー玉をいっぱい詰めて悦に入っていました。

ビー玉って集めると重いんですよ…それをよたよたと持ち歩き、ときに落としてばらまきながら、ひたすら愛でていた思い出。

いつまで続いたんだろう…記憶にないです。そしてあの多量のビー玉がどうなったかも、記憶にないです。

ぬいぐるみ

一人っ子だった私は近所に同年代の子供もおらず、遊び相手を切望しておりました。

一応親にも言ったのですが、一向に家には子供が増えず、近所にもやってこないため、致し方ないので遊び相手は自己調達することになりました。

……必要に迫られるとね、ぬいぐるみって喋るらしいですよ(脳内で)

一人遊びに興じる一人っ子が不憫だったのか、我が家にはやたらとぬいぐるみがありましたので、彼らを部屋中に配置してですね、私は一人、彼らの声を聴き、話しかけながら、大運動会とかやってたらしいです。

1人で。和室で。ややホラーですね。

当時、コアラがブームだったのかなぁ…なぜだかいろんなコアラが家にいました。時々海外土産の、妙に持ち重りのするリアルコアラをもらったりして、扱いに困っていた、思い出。

ギザ十

小学生の頃、ギザ十って珍しいらしいぜ!価値があるらしいぜ?!というのをどこからか聞いてきて以来、地味に集めまくったギザ十。

高校時代まで集めていたので(長い…)かなりの枚数が集まっちゃったのですが、そのころには、10円が20円になる程度らしいと分かって持て余した多量のギザ十。

今更また市中に出すのも忍びなく、どこかに持っていくのも面倒で、机の中にこっそり隠したまま…あれどうなったんでしょうかねぇ…

たぶん、まだ実家の机の中にある、ような気がする。

お菓子作り

高校時代、急にお菓子作りなどというものに目覚めて、週末ごとに大騒ぎして作っていた思い出。

あれねぇ、女子高生のはやり病みたいなもんだったと思うのですよね。

どう考えたって買ってきた方がおいしいし、そもそも作ると作りすぎるんですよ。全部食べてたら太るんですよね。

だから学校とか持っててってうっかり配り歩いたりしてね…微妙でしょう、微妙。今考えれば。

ただ当時はしがない公立の高校生、みんな妙に飢えていたうえ持ち金も乏しいので、少々甘くて腹持ちがすればそれなりに喜んで食べてもらえたっていうね。そんな時代でした。

受験の頃にはブームも去って終了。その後再発することもなく、今に至ります。

美味しいケーキは、食べに行きます。

観葉植物(コーデックス)

コーデックスっていうのは、塊根植物のことなんですけどね。育つと根元がぷっくりしてくる系の植物です。

何がきっかけだったか忘れましたが急に、コーデックスってすごい、かわいい…とか思い始めてしまって、で、集めてしまった、コーデックス。

コーデックスってマニア好み感のある植物で、種類はそれこそいっぱいあるのです。マニアの世界だから。

その中で我が家にあるのは割と代表的なところで…ボンバックス、パキポディウム、アデニウム、アデニアグラウカ、シンニギア、ウンカリーナ…などなどなど。

まだあるんですけど、名前が思い出せない。気づいた時にはもう増えてたんだよね~…

一時の熱狂は過ぎたんですけど、残ったのは多量の鉢。ちゃんと育ててます。思いのほか真面目に冬越しもして一緒に引越しもして頑張ってます!

時々花が咲いて種が取れちゃったりすると蒔いてみたりしてね…増えるばかりです!

今でも時々、珍しい種類が安めに売られてたりすると手を出したくなりますが、本気で置く場所がないので、我慢してます。

何しろ実生に成功して多量のパキポディウムが発芽してしまってね…どうしようね、これ…

ボードゲーム

子供にデジタル以外の遊びを紹介しようと思って手を出し始めたボードゲーム。

調べれば調べるほど、奥深くそして多様に広がるボードゲームの世界。

もうね、私にハマれと、罠にはまれと言ってるようなもんですよね!

ボードゲーム熱は現在進行形なので、私は子供をだしに、それこそいろいろ買い集めたくって仕方がないんですが、夫の目が怖いので自重。

部屋が狭い!ものが増える!と怒られてめげる私…すねる子供。

目立たないように、じわじわと増やす予定です。

熱しやすく冷めやすいので、このまま他に目移りして冷めなければ、の話なんですが。

つまみ細工

数年前に、つまみ細工ってのにはまって一時期教室とかも通っておりました。

つまみ細工というのは、ちりめんや薄手の絹を折って、並べて花などを作る細工物です。よくかんざしなどに使われています。

私は絵が描けない美術2なのですが、つまみ細工は自由創作というより、どちらかというと緻密に組み上げるものなので、できるかなーと思ったんですね。

実際かなり楽しくて、本格的にどはまりしたかったのですが…その後子供などが生まれて中止、とともに熱が冷めました。

とても、家の長男次男のいる環境ではできるような作業じゃなくてですね…

老後にでも再開、しようかなぁどうしようかなぁ、と思っているものです。

編み物

母親が器用な人のため、そこら中に針やら布やら糸やらが散らばる家で育ったので必然といえば必然なのですが、手あたり次第に手仕事みたいなのに手を出してきました。

母親が好きというか得意なのは洋裁、簡単な和裁、刺繍と縫物系でしたが、私はどうも性格がガサツなせいか、そのあたりとの相性が良くなく、結局はまったのは棒針、かぎ針、レース編みといった編み物系。

…収集癖があるので、集めちゃうんですよね、毛糸を。つい、つい。

あちこちに分散して隠してはいるのですがすでに隠し切れない状態。たぶん、一生で編める以上の糸がすでにあるのではないか…と危惧しています。

まぁね、実家を覗いてみたら、もはや一生で縫いきれるわけのない量の布が出てきましたからね…遺伝だよね、これ

編み物は、珍しく冷めきらないで延々と続いている趣味です。ぎりぎり、子供がいても何とかできる貴重な手仕事。

そのうち編み機も買おう…とか思っています。じつは。

読書

一人っ子で近所に遊び友達もいなくて、ぬいぐるみと戯れるしかない虚しさに気づいた私は当然のように本の世界に入りました。

わが長男を見てると嘘みたい(年長ですがまだカタカナ危うい)ですが、私の記憶では入学前には字の大きめの児童書は読んでいましたし、入学したら青い鳥文庫、小4程度で角川文庫に行きついています。

基本的に本であれば、上限なく買ってくれちゃってた我が家の両親、当時は私、金銭感覚ないんで、ハードカバーもバンバン買ってもらってた、ありがとう両親。これ、高かったよね?!

そのまま、本はとりあえず買ってよし、という偏った習慣がついたまま30年も過ぎると…ちょっとね、ちょっと方々から苦情が出るレベルで本が集まりました…でも捨てられないんだ本はどうしても…読み返したいじゃん?絶版じゃん?もう手に入らないんだよ?

そんな閉塞感の中、にわかに降ってわいた新しい手法、それが自炊。

本を、裁断して、PDF化!すげぇ!

というわけで、初心者向け自炊セット一式持っております。

自炊はやってみるとわかりますが、裁断が面倒です。

で、わちゃわちゃした子供がいるとはかどりません。

そんなわけで自炊作業は休止中。

本だけがじわじわと増えていきます…

読書についても、ここ30年ほど、冷めた記憶がありません。なのでこれも、一生ものかなぁと思っています。

 

多趣味な私の今後の展望

さて…いまや子育てと仕事に追われ趣味どころも話ではないという状態ですが、今後どうなっていくのだろうかと考えると…おそらく編み物と読書は継続ですね。

その他は未知の世界です。

私のことですので、また唐突に何かにはまってしまってしばらく大騒ぎした後飽きる、そして次へ、という日々を繰り返しそうです。

それはそれで、なかなか楽しいものなのですよ。熱しやすく冷めやすく、年甲斐もなく好奇心が止まらない私は今後も継続するんでしょうなぁと思いながら。

おしまい