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フルタイムでも母乳育児は続けられる 搾乳・冷凍・持ち運びについて

赤ちゃんが低月齢でも、保育園に預けて職場復帰しなければならないとなると、母乳育児は続けられるのか、考えてしまいますよね。

でもせっかく軌道に乗ってきたところで、まだまだ母乳がたくさん出ているのに諦めたくないという気持ちにもなると思います。

大丈夫です。フルタイムで復帰しても、母乳育児は続けられます。完母とはいかないかもしれませんが、半分以上は母乳でまかなえます。

私は、次男が晩秋(ほとんど冬)の生まれだったため、生後4ヶ月で復職しました。

搾乳して冷凍母乳を保育園に預けることを、1歳の誕生日頃まで続けました。

大丈夫です。母乳、とまりませんよ!

職場での搾乳と冷凍母乳の持ち運び方などを解説します!

そもそも、保育園は冷凍母乳を受け入れているか確認する

長男を保育園に入れる際に思ったのは、予想以上に冷凍母乳の受け入れ不可の保育園が多かったことです。

母乳でなければいけない理由はないこと、衛生面の問題があることは分かっていましたが、認可保育園などはすべての園で受け入れているのかと思っていました。全然そんなことないんですよね。

実際は…私が説明会などで確認した範囲でですが、1/3ちょっとくらい。半数はありませんでした。

まずは通う保育園に確認してください。保育園のほうで受け入れ不可だった場合、どうしても日中も母乳を飲ませたいということであれば、保育園を探しなおさなければなりません。

搾乳・冷凍母乳のための、職場の環境を確認する

搾乳は人目さえ避けられれば割とどこでもできますが、やはりある程度の環境が必要です。

使える個室があるかどうか

母乳分泌の維持のためだけで搾乳したものを捨てるのであればそれほど神経質にならなくてもいいですが、冷凍母乳にして後日飲ませるとなるとやはり衛生面が気になります。

やはり、トイレの個室ではなく、空き部屋やロッカー室、せめてカーテンなどで仕切られた搾乳場所の確保は必要だと思います。

搾乳場所の中には椅子が1つあれば大丈夫です。小さな机があればなお便利です。

冷凍庫の使用が可能か

搾乳した母乳は、すぐに冷凍するのが基本です。冷蔵状態であればしばらくは大丈夫らしいのですが、即冷凍の方が、当然安全ですので、出来るだけすぐに冷凍します。

なので、職場の冷凍庫が使えるかどうか確認が必要です。

母乳をみんなで使う冷凍庫の片隅に入れるのがどうしても抵抗がある、とのことであれば仕方がないので保冷剤などでの対応になりますが、雑菌繁殖などのリスクはどうしても高まります。

母乳バックに入れれば薄っぺらくなりますし、中の見えないビニールに入れてしまえば、ほとんど気付かれません。

時間の確保が可能か

搾乳には、どうしても時間がかかります。

しっかり搾るには20分程度、せめて10分ちょっとはないと難しいです。

私は主に昼休みを使っていました。

労働基準法第67条には「育児時間」というものが、実はきちんと明記されています。

第67条(育児時間)
生後満1年に達しない生児を育てる女性は、第34条の休憩時間のほか、1日2回各々少なくとも30分、その生児を育てるための時間を請求することができる。

参照元:労働基準法

きちんと、法律に明記はされているのですが、これが実際に使えるかどうかは、職場の状況によると思います。確認してみて下さい。

ちなみに育児時間は有給でも無給でもいいとのことなので、無給のところのほうが多いと思います。

仮にこの育児時間が取れなかったとしても、昼休みだけでも、しっかり搾乳しておけば、母乳分泌は保たれると思います。

搾乳・冷凍母乳の持ち運びに必要な道具

搾乳・冷凍母乳の持ち運びには、いくつか必要なものがあります。

母乳バック

いくつかのメーカーから発売されています。有名どころではカネソンとかピジョンとか。

私はメデラの搾乳器を使っていたので、母乳バックもメデラを使用しました。

メデラの搾乳器に、直接取り付けられるので便利です。

搾乳器

手で搾るのであれば不要なのですが、あった方がいいです。

搾乳器の方が早いですし、手もビショビショになりにくいです。

電動と手動があります。いくつかのメーカーから販売されています。

私はメデラの手動をものを使っていました。こちらです。

保冷バッグ

私は雑誌か何かの付録でもらったものを使っていましたが、なんでもいいと思います。でも夏場など冷凍母乳が溶けるといけないので、ちゃんと保冷機能の付いたものを使うほうがいいです。

保冷剤

30分程度の移動でしたら、保冷バックにいれてタオルにくるむのであれば、保冷材は小さい何のが2つくらいでも大丈夫です。

よく冷凍の品などについてくるようなもので十分。

移動時間が長いのであれば、もう少しちゃんとした保冷材を買ったほうが安心です。

タオル

多めにあったほうがいいです。私はうっかりしているので、搾乳した母乳をこぼす等のことを何度もやっていまして、とにかくタオルは必需品です。

冷凍母乳の持ち歩きの際にも、タオルでくるんでいたほうが溶けにくくて安心です。

 

搾乳→冷凍→持ち運びの具体的手順

復帰直後は2回、慣れてきたら昼休みに1回搾乳していました。最初は手間取りましたけど、慣れると時間短縮できます。

以下は、当時の私の毎日の流れです。

 

手を洗う

消毒してビニールに入れて持ってきた搾乳器を組み立てる。母乳バッグを取り付ける

ひたすら搾乳、搾乳!

慎重に取り外し、空気が入らないようにして密封

ビニールに入れ、さらに中が見えないビニールに入れて冷凍庫の片隅へ

一晩おく

翌日の帰り、母乳が完全に凍っていることを確認、保冷剤と合わせてタオルにくるみ、保冷バッグに入れて持ち帰る

お迎え前に一度家により、冷凍母乳を冷凍庫へ

お迎えに行く

 

母乳を一晩職場の冷凍庫に置くのは、完全に凍らせるためです。母乳の品質保持のため、凍りかけのものを持ち歩かずに済むようこのようにしていました。

持ち歩き時間はどのくらいまで可能か

私は電車通勤なのですが、比較的に家と職場が近く、通勤時間は30分くらいでした。

このくらいであれば、小さな保冷剤(ケーキなど買うともらったりする小さいもの)2つで母乳バッグを挟み込み、タオルでぐるぐる巻きにし、保冷バッグに入れて持ち歩いてもほとんど溶けませんでした。真夏でも大丈夫でした。

それ以上の長さは経験がないのではっきり言えないのですが、保冷剤と保冷バッグを高性能なものに変えることで、もう少し長時間は持ち歩けるはずです。

フルタイムでも母乳育児を続けてみませんか

搾乳、冷凍作業は、最初は手間取りましたけど、慣れてしまえば簡単です。

どうしても段々と、搾乳できる量は減ってしまいますが、ある日突然でなくなる、ということはありませんでした。

そのうち赤ちゃんは成長し、飲む頻度も減ってきます。離乳食が始まればさらに減り、1歳をこえてくれば、保育園では母乳やミルクを飲まなくても大丈夫になります。

母乳でなくてはならない、などと考えているわけではありません。ただ、せっかくたくさん出るし、免疫もつくというし、ちょっと頑張れば日中も母乳を飲ませられるならやりたいな、と思っていただけです。

職場のにも配慮してもらいました。休み時間を削って搾乳するのは正直面倒な時も多々ありましたが、今となってはやってよかったなと思っています。

ではまた!