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東の海神 西の滄海(十二国記episode3・小野不由美)あらすじと感想

2020 5/16
目次

東の海神 西の滄海(十二国記episode3)あらすじ

延期六太が、小松尚隆を王に選び、雁国に悲願の新王が即位して20年。荒れ果てた国土にはゆっくりとだが緑が戻り始めていた。

しかし、先王の横暴におもねり、加担していた各地の諸侯の掌握には至っていない。

尚隆と六太は、ごく少数の信用できる家臣とともに何とか国を治めようと奔走していたが・・・ついに元州で謀反が起きる。

元州の支配者は六太を拉致。麒麟が斃れれば王も斃れるという絶対的な危機に陥った王は、延麒六太の奪還を目指して挙兵する。

王とはなんなのか、国を治めるとはどういうことなのか。誰とも戦わず害すこともなく、国を治めることは可能なのか?

十二国記シリーズepisode3。延王と延麒のスピンオフストーリー。

東の海神 西の滄海(十二国記episode3)感想:破天荒な延王尚隆とその麒麟・腹心の臣下たちの物語

十二国記シリーズの中でも、非常に存在感の強い延王・延麒ペアが活躍するスピンオフストーリーです。

そう、何が驚きって、延王尚隆も延麒六太も、あまりに目立つのため主役のひとり・・・かと思いきや、十二国記シリーズではあくまで脇役なのです。(十二国記シリーズの主役は陽子と泰麒)

本編ではすでに治世500年という十二国の中でも2番目に長い経験を持ち、よって名君と名高い延王尚隆が、いかにして王になったか、延麒六太とはどこで出会ったのか、そして即位後の混乱期に、荒れ果てた国土を盛り立て、奸臣が跋扈する朝廷を掌握していくための闘いが書かれています。

本編を読んでいても気づくとは思いますが、この延王尚隆、とんでもなく大胆不敵でタガが外れた人物。

王なのに、王のはずなのに王らしからぬ言動で神出鬼没、次に何をしでかすかわからないという、非常に厄介かつ魅力的な人物です。

王に振り回され翻弄されながらも王に魅かれ、共に国を盛り立てていこうとする腹心の臣下と延麒六太たちの姿を読んでいくのも非常に楽しく、非情な内戦を描きながらも延王尚隆の性格が作品に影響しているのか、物語は明るくエネルギッシュに進むため、読みやすいといえるでしょう。

本作はスピンオフながら、好きな人が多いのではないかなと思います(私は大好きです)

延王尚隆や延麒六太もかなり人気のキャラクターだと思われます。

時系列としては、陽子や泰麒の時代から、遡ること500年ほど前なので、ほかの作品とのつながりはあまりありません。

よって、episode3とはなっていますが、単独の作品として読むことができるので、どのタイミングで読んでも大丈夫です。(十二国記の世界観を理解するためにepisode1「月の影 影の海」 を読んでからのほうがベター)

読みやすいのと、延王の性格がよくわかるので、十二国記シリーズを満喫するのであれば、やはりepisode順に「風の海 迷宮の岸」の前後あたりでよむのがおすすめです。

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