【体験談】全身性金属アレルギーはステロイドでは治らない|効果があるのは除去食

私はおそらく、全身性金属アレルギーです。

おそらく、というのは、1年以上も様々な病院に行って検査も重ねましたが、結局明確な診断がつかなかったからです。

最後に通っていた大学病院の先生が、おそらく全身性金属アレルギーなんでしょう、と言ったのが唯一の診断らしきものです。

ですが私個人としては、全身性金属アレルギーでほぼ間違いないと思っています。

全身性金属アレルギーとは、食品に含まれる微量金属に反応するアレルギーです。

今回は、全身性金属アレルギーはステロイドで治るのか、についてです。

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全身性金属アレルギーにステロイドは処方されるが、ただの対処療法

皮膚科ではほぼ100%ステロイドが処方される

そもそも全身性金属アレルギーはマイナーで、皮膚科によっては知らない先生もいて相手にされないこともしばしばですが…

湿疹のある状態で、皮膚科に行けばとにかく何か薬が出ます。それはほぼ間違いなくステロイドだと思います。

ステロイドを塗ると今ある湿疹はよくなるが、新しくできる湿疹には無力

ステロイドは非常に強い薬で、確かによく効きます。今出ている湿疹などであればあっという間におさまったりもします。しかし、あくまで皮膚の上から塗る外用薬です。

全身性アレルギーの場合、体にアレルギー物質を取り込み続ける限り、アレルギー症状は出続けます。

今ある湿疹には効くけど、新しく出来てくる湿疹を止める力はほとんどないです。

するとどう見えるか。ステロイドを塗っても塗っても一向に良くならない、効いていないように見えます。

ステロイドを塗っても治らない、効かない、と皮膚科を再診して訴えると、それならばとさらに強いステロイドが出されることがほとんどです。

ステロイドはどんどん強くなり、しかもやめられなくなる

ステロイドは、適切な使い方を怖くない薬だ、と皮膚科では説明されます。

しかし指示通りに塗ったとしても、経験上、全身性金属アレルギーがステロイドだけで治るとはとても思えません。

塗っても治らないといえば薬はどんどん強くされ、それでも治らないので使い続ける羽目になる。

ステロイドは漫然と何週間も使い続けていい薬ではありません。

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全身性金属アレルギーはステロイドでは基本治らない。ステロイドを使うのであれば、はただの対処療法であると認識したうえで、使うべきです

全身性金属アレルギーは原因の食品を見つけない限り続く

全身性金属アレルギーの場合、アレルゲンは体の外ではなく体の中から来ます。原因になっている食品を特定しない限り、自覚のないまま食べてしまうため、アレルギー症状は若干の波があったとしても収まることはありません。

外用薬でできることは、できてしまった湿疹や傷の修復だけで、アレルゲンを断たない限りはアレルギー反応を起こし続けてしまいます。

とにかく一番優先すべきは、何を食べたら症状が悪化するのかを、一刻も早く把握することです。

全身性金属アレルギーの場合、症状は遅れて出ることがあります、私の場合はだいたい半日から1日後に一番ひどく炎症を起こします。

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時差があるせいで、原因の食べ物の特定は非常に困難になります

ステロイドを塗ることで、今ある湿疹は良くなってしまうため、アレルギー反応の出方が若干緩やかになる可能性があります。それ故、原因の食べ物が見つけにくくなる可能性もあります。

かゆみを耐えるための抗ヒスタミン剤はあり

全身性金属アレルギーの症状が強く出ていると,ピーク時は灼熱感に悩まされ、非常にかゆいです。

かくと傷になり、いいことなんて何もないのですが、そう分かっていても耐えられないレベルで非常にかゆいです。

このかゆみを抑えるために、私は抗ヒスタミン剤を処方されて飲んでいました。今も、緊急事態に備えて常に携帯しています。

体質にもよるとは思いますが、抗ヒスタミン剤は飲んで数十分ほどで効いてきます。小さなぶつぶつくらいなら、抗ヒスタミン剤のみで押さえ込めることもあります。

強く症状が出ている場合は、抗ヒスタミン剤のみで症状を抑えるのはおそらく無理ですが、かゆみのせいで一睡もできないという状況から、多少眠れる程度まではかゆみが治まった経験があります。

抗ヒスタミン剤は、花粉症などにも使われる薬で、基本的に長期間服用することを前提として作られているため、継続的に服用しても危険度は低い、と医師から説明を受けています。

ちなみにこの抗ヒスタミン剤もアレルギー症状を抑える働きがあるため、原因の食べ物が何かを調べている段階では、原因食物の発見にはマイナスになることがあります。

全身性金属アレルギーにステロイドは一時的に効く、けれど治らない

私はもともとステロイドに対しては懐疑的であり、できれば使いたくないと思っています。

しかし全身性金属アレルギーの症状が一番強く出ていた時期は、目と唇がはれ上がり、両腕はかきむしってしまってドロドロ、胸や背中、お腹、足にも広範囲で湿疹が出ていて、ステロイド嫌だなどと言っていられない状態でした。

使うと翌日には腫れが引き、安堵していたらその次の日にはまた瞼が開かないほどに腫れ上がる。

その症状の出方は、アトピーなどとは全く違います。

ステロイドの使用だけでは埒が明かないのではないかと皮膚科に説明してもほとんどまともに相手はしてもらえず、ずいぶん長いあいだ、ちゃんと対応してくれる病院を探し歩いてしまいました。

ステロイドを塗って一時よくなってもすぐにまた強烈な反応が出る、という、私と同じような症状を繰り返している方は、何か別の原因があるのではないかとぜひ疑ってみてください。

私と同じ、全身性金属アレルギーであれば、ステロイド治療は根本的には無意味です。効果があるのは、アレルギー食品の特定と除去です。

かゆみが強い場合には、全身に作用する抗ヒスタミン剤で多少の症状を抑えることができます。

除去食にしても抗ヒスタミン剤にしても、全身性金属アレルギーが完治するわけではありませんが、症状が出にくくなれば腫れ上がっていた顔や手もだんだんと治って、日常生活ができるようになります。

それでは。

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なつめ
2人の男児を育てながら、都内某所でフルタイム勤務中のワーママ。
子供達と日常を楽しく過ごしながら、おもちゃ、子どもイベント、小説などの情報を発信中
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