
7月12日から始まったばかりの「映画ポケットモンスター ミュウツーの逆襲EVOLUTION」を見てきました。
この作品は、1998年に公開された「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」をフル3DCGでリメイクした作品です。
公開ほどなく見に行ったためかかなり混んでいてほぼ満席でした。
当然子ども連れが多かったですが、名作といわれている1998年版のリメイクということで、当時の作品が好きだったであろう大人のポケモンファンもかなり見に来ていた印象です。
私は1998年版のミュウツーの逆襲を見たことはありませんでしたので、新鮮な気持ちで鑑賞しました。1998年版との違いなどは分からないため、純粋に「ミュウツーの逆襲EVOLUTION」を見た感想と、アイテム情報を的ます。
重要なネタバレはしません。
「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲EVOLUTION」映画館限定アイテムはポップコーンケース
ポケットモンスターの映画では、映画館特製のポップコーンケースなどが売店で発売されます。
今回はこちら、ポップコーンケース。かわいかったです。

「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲EVOLUTION」入場者限定プレゼント
劇場に見に行くと全国合計300万名限定の入場者プレゼントがあります。
- ポケモンカードゲーム「アーマードミュウツー」
- ポケモンガオーレ ガオーレディスク「ミュウツー」


全国300万名分というのが、いつ頃なくなってしまうのかわかりません。必ずほしい場合は早めに劇場に行くのをおすすめします。
「 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲EVOLUTION 」映画館限定お土産アイテム

まだ公開2日目だというのに非常に人気で、かなり売り切れてしまっていました。映画館によるとは思うのですが、それにしても早すぎな印象。
在庫が補充されるかはよくわかりません。目当てのものがある方は、早めに劇場に買いに行った方がいいです。


ハンドタオル欲しかったのですが、買えませんでした~
「 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲EVOLUTION 」の感想
ここからは、実際に見てきた感想です。私は、1998年版は見ていないため、ストーリーなど知らない純粋な感想です。
重要なネタバレはしません。
画像がきれい。特に3DCG化されたポケモンはとても自然な感じでいい
さすがのフル3DCG化です。人物の3DCGは好みが分かれるところだと思いますが、ポケモンの描写はかなり良かった!
不自然さもないまま、いい感じにリアル感が増していてとても可愛かったです。

ポケモンはみんな可愛かった!
現役ポケモンを見ている子供達は、タケシ、カスミという昔のキャラクターに戸惑いはないの?
カスミ、タケシはアニメポケットモンスターの初期のキャラクターです。
タケシがメインキャラクターだったのは2010年頃まで、カスミは2002年頃までで、現在進行系でアニメを見ている子供たちにとっては、全く馴染みがないはず。
この点、子供達はとくに気にしないんだろうかと私は疑問でした。
サン&ムーンには、タケシとカスミは1度だけ登場するそうです。
ちなみに、我が家の長男はアマゾンプライムで、アニメポケットモンスターを一番最初からほぼ全部見ているため、タケシとカスミはおなじみのキャラクターであり、なんの疑問もなかったようです。
主題は実はとても重いが・・・子供に伝わっているかは謎
本作の主題は、命の尊厳とか、クローン問題とか、実は結構重たいテーマです。
1998年版が登場した当初も、今も、もちろん未解決のテーマであり、人として社会として考えていかねばならないことです、が。
子供達にそれが伝わっているかというと謎…というか、ほとんど伝わってないと思います!
まぁ、アニメはテーマありきで見るものではないのでいいのですけどね。
大人から見れば明らかなので、色々考えながら見ることができますし、ミュウツー城の階段の形状とかも、二重螺旋構造のメタファーだとすぐわかるので面白いです。
ミュウツーが闘いに傾倒していく動機付けは薄い・・・はしょられてる?
ミュウツーは誕生の瞬間から苦悩を抱えている存在で、その後戦いに傾倒していきます。
そこにはミュウツーなりの葛藤があり理由がある…と思われますが、かなり端折られているというか描写が薄いので、よくわかりません。
大人は想像力でカバーできなくはないですが、それでもギリギリといったところ。
ミュウツーはなんでいきなり暴れているんだ、という疑問が残りそうです。
6歳長男に至ってはなかなか難しいところまで考えないので、そんな疑問すら覚えず、ミュウツーはなんか戦っていて、強い、くらいの感想でした。残念です。
物語の最後の部分は子供にはわかりにくい?
上記と同じく描写が薄い場面としては、最後の部分も同じです。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、最後の場面で、「これは子供達に意味は伝わるのだろうか」という部分があります。しかも、描写として枝葉の部分ではなく、もろにメインストーリーに関わる部分です。
大人であれば「こういうことだな」と想像つくのですが、子供には難しそうでした。
実際、6歳長男に確認してみたところ、全くわかっておらず、その部分が分からなければ物語のオチが全然理解できてないということなので、もったいないとううか、物足りない感じがします。
子供向けアニメ映画なのであれば、解釈レベルは是非とも子供に合わせていただきたいところです。
「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲EVOLUTION」レビュー・感想まとめ
1998年版ミュウツーの逆襲は見ておりませんが、映画サイトの評価などから、かなりの名作だったらしいとの前情報を持ちながらの鑑賞でした。
そのため、1998年版との違いは何か、などは分かりませんでしたが、かなりの期待を持っていたのは確かです。泣ける!などと言った口コミも多かったので・・・
若干、期待が高すぎたせいもあるかとは思いますが、「まぁまぁかな」というのが正直な感想です。
ストーリー冒頭、ミュウツーが誕生し、闘いへ傾倒していくのですが、その部分は端折られたのか、非常にスピーディーに展開してしまい、唐突な感じはぬぐえません。
その後のストーリー展開としては、ポケモンはそもそも子供向けに作られているので、わかりやすく、ありがちな展開で進むのは構わないかと思います。
実は主題は「命の尊厳」とか「クローン問題」なのですが、そのあたりのことを子供が理解しているかは謎です。少なくともうちの6歳の長男は分かっていませんでした。
また、物語の最後の部分についても、大人の私は意味が分かりましたが、6歳児は全然理解していなかったため、子供にはちょっと解釈は難しかったようです。
フル3DCG化に関しては、人物はまぁおいておいて、ポケモンたちに関しては違和感なく、みんなとてもかわいくてよかったです。
ではまた!
ミュウツーの逆襲のタイアップイベントやってます