無印良品の普通のマスクと夏用マスクって、何が違うんだろう?装着感とか気になるなぁ、と思っていたのでさっそく買ってきました。
白い普通のマスクと夏用のマスク、徹底比較します。
無印の「2枚組・三層マスク」

表地に抗菌加工を施してある、飛沫防止用のマスクです。
繰り返し使用可能で、約30回の手洗いに耐えられる洗濯耐久性があります。
無印の夏用マスク

抗菌防臭加工を施したオーガニックコットン製(サッカー織)の飛散防止用マスクです。
繰り返し使用可能で、約30回の手洗いに耐えられる洗濯耐久性があります。
サッカー織とは
経糸(縦方向の糸)に規則的に伸縮率の違う糸を配置して織った生地のこと
糸の伸縮率の違いによって、生地の表面に凹凸ができる
3層マスクと夏用マスクを徹底比較
無印の白い3層マスクと夏用マスク、具体的にはどんな違いがあるのか、徹底比較していきます。
購入方法
3層マスクは店頭販売のほか、無印直営のオンラインショップでも購入可能ですが、夏用マスクはオンラインショップには掲載がありません。
夏用マスクは店頭販売のみのようです。
大きさ
パッケージに記載されている大きさは
- 3層マスク:17.5×9.5cm
- 夏用マスク:17.5×10cm

このようにほとんど変わりません。
ただ、広げてみると、サイズの違いがあります

このように、夏用マスクの方が、三重マスクよりひと回り大きいサイズまで広がります
重さ
3層マスク、夏用マスクの重さをそれぞれ測ってみました


- 3層マスク:10,7g
- 夏用マスク:10.1g
夏用マスクのほうがだいぶ軽いな、と思いましたが、


このように、マスクによって重さは微妙に変わります。
重い方の3層マスクと軽い方の夏用マスクを比較してしまうと差は大きく感じられますが、実際は誤差の範囲と言えます。
夏用の方が特別軽く作られている、というわけではありません。
重ねの枚数
3層マスクと夏用マスクでは、生地の重ね方に差があります。
- 3層マスク:3枚
- 夏用マスク:2枚
3層マスクは、その名の通り、布が3枚重ねです。
夏用マスクをのほうは、一枚の生地を折りたたむ形で二重にしてあります。
布の違い
3層マスクは、表面の生地は白いブロードです

表の生地と内側の生地は違い、内側の生地のほうが薄く、粗い生地となっていて、通気性を確保しています。
真ん中の生地は解体しないとわかりませんが、おそらくは表面の生地と同じかな、と思います。
夏用マスクは、前述の通り生地はサッカー生地、一枚を折り畳んで作っているので、表側も内側も同じ生地です

ワイヤーの違い
ノーズワイヤーの太さに差があります。

画像ではわかりにくいですが、3層マスクにくらべると、夏用マスクのワイヤーはやや細いです。
つくりの違い

3層マスクは、同じ方向に3回タックを織り込んだ形です。
使い捨てマスクによくある形状です。
夏用マスクは、両側からタックをおっていて、より立体的に、鼻と口の周りに余裕ができやすいつくりです
装着感
3層マスクは同じ方向にタックを取っていることもあり、よりフィットする感じです。
夏用マスクのほうが口、鼻の周りにふわっと空間ができやすいです。
息苦しさ
3層マスクのほうが密着感があるため、息苦しさも感じやすいです。
生地も3層なのでその分通気性は劣るのも、息苦しさの一因になります。
夏用マスクのほうが鼻、口の周辺に空間ができやすいこと、記事は薄めのサッカー地が2重のため、3層マスクに比べると通気性が良いので、息苦しさは比較的感じにくいです。
安心感
マスクなので、目的は飛沫防止です。
自分から飛沫が飛ぶことを防ぎ、外から飛沫を受けることを防ぐという目的に対する安心感を考えると、3層マスクのほうが上です。
夏用マスクは飛沫防止の店については3層マスクに比べると劣る面があります。
無印良品のマスク比較 まとめ 夏に使うなら夏用のほうが楽
無印良品の2種類のマスクについて、様々な点から比較検討してみました。
どちらがいい、というのは目的によって異なります。
まとめると、
- 飛沫防止、感染防止、抗菌などの観点では3層マスク
- 装着感、呼吸のしやすさなど夏に使うという利点からは夏用マスク
冬からずっとマスクをつけての生活を続けていますが、気温が上がるにつれて、やはりマスクをつけての活動、特に屋外での活動はかなり息苦しいというのが正直なところです。
飛沫防止、感染防止は確かに重要な点ですが、夏のマスクをつけての活動は熱中症のリスクが格段に上がるな、という実感があります。
呼吸のしやすさや、装着感の良い夏用マスクも取り入れて、熱中症で倒れたりしないよう、うまく生活していくのをおすすめします。
それでは
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