月の影 影の海(十二国記episode1・小野不由美)あらすじと感想

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月の影 影の海(十二国記episode1)あらすじ

大人しくて優等生な女子高生、中島陽子。異形のものに追われる夢を見続けていて悩んでいたある日、突然学校に現れた謎の金髪の男に、命が惜しければ共に来るようにと言われて、強引に連れ出されてしまう。

追いかけてくるのは夢で見たのと同じ異形のもの。 訳がわからないまま、月の影を通って異世界に迷い込んでしまった陽子は、自分を連れてきた金髪の男ともはぐれてしまい、見知らぬ世界に一人きり。

男から押しつけられた宝剣で、異世界機きてもなお遅いから妖魔と戦い、逃げ惑いながら、なんとか元の世界に戻ろうと、自分を連れてきた金髪の男を探し続ける。

追われ、騙され、裏切られる日々の果てに、果たして陽子は元の世界にもどれるのか。

十二国記シリーズepisode1の物語。

月の影 影の海 (十二国記episode1) 感想

十二国記シリーズのepisode1、十二国記を読み始めるならまずはここから、とお勧めしたいのがこの「月の影 影の海」です。

十二国記にはまってしまった人の多くが、おそらくはこの陽子の物語の面白さに絡めとられてしまったのだろうと思います。

初めはホワイトハートというディーズ小説のレーベルから刊行されました。つまりはライトノベルです。

しかし、内容の重厚さ、人気の高さから一般の文庫から再度刊行、さらに現在は新潮文庫にて完全版と銘打って展開されています。

でもそもそもライトノベルなんでしょう?などと思って読み始めるとかなり裏切られると思います。

一般的なライトノベルと比べると圧倒的に文字も多く書き込まれており、内容も重い。

さらっと読み流せるような作品ではありません。

本書の見所はやはり、主人公陽子の変化と成長です。

大人しくて優等生で、自分の意思などほとんど主張もしたことがないような女子高生が、異世界で一人きりという圧倒的な逆境で追われ、騙され、裏切られたりしていくうちに、否が応でも強く、苛烈になっていきます。

十二国記シリーズの特徴として社会の仕組みなどが細かく設定されていますが、背景の説明がさほど詳しくなく、もしかしたら分かりにくいと感じるかもしれません。

ですが、とりあえずは細かいことはあまり気にせずに、読み切ってしまうことをおすすめします。

主人公陽子と一緒に、この未知の異世界を旅していくうちにきっと、十二国記シリーズの虜になります!

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なつめ
2人の男児を育てながら、都内某所でフルタイム勤務中のワーママ。
子供達と日常を楽しく過ごしながら、おもちゃ、子どもイベント、小説などの情報を発信中
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