我が家の現在3歳の次男は乗り物好きです。車輪がついているものであれば大概のものに興味を示しますが、どうやら電車よりは車、中でも働く車が大好きです。
働く車の代表格といえばそう、サイレンが鳴る系の御三家、パトカー・消防車・救急車。
次男は3歳のお誕生日には、ずいぶん前から「パトカーがほしい、大きなパトカー」と言い続けていて、ついに誕生日当日、念願の大きなパトカーを手に入れてご満悦です。
今回は、車好き男児が大興奮するサウンドクラウンパトカーについてレビューします。
サウンドクラウンパトカーの外観・仕様
サウンドクラウンパトカーの外観・仕様の詳細です。
箱入りの状態
サウンドクラウンパトカーは全面があいている状態で箱に入っています。おもちゃ売り場などでは、試しに上部のボタンを押して、サウンドを聞くことができます。
ボディデザイン
土台となるボディには、トヨタのクラウンが採用されています。
これは、実際に警視庁が、パトカーにクラウンを多く採用しているからで、リアルを追い求めた結果でしょう。
大きさ
長さ:約26cm
車幅:約15cm
重さ
重さ:約433g
子供にとってはそれなりの重さです。
材質
本体:ABS
タイヤ:TPE
ABSって何?
ABSとは何か調べたところ、ABS樹脂のことで、プラスチックの一種です。
機械的性質のバランスも良く、加工性や硬度、耐衝撃性にも優れます。難燃化や繊維強化もでき、着色も可能な樹脂です。
出典元:湯本電機株式会社
短所としては直射日光への耐性が低く、長時間晒すと劣化していきます。
耐衝撃性に優れるとのことなので、壊れにくいですが、直射日光で劣化しやすい点は気を付けておいた方がよさそうです。
TPEって何?
TPEとは何なのかも調べたところ、 熱可塑性エラストマー(ThermoPlastic Elastomer) を略したもの、とのこと。
・・・ちょっと説明が専門的すぎてしずらいのですが、要するに「ゴムとプラスチックの両方の性質を持ち、プラスチックのように成型もできる上に弾力性もある素材。
また、ポリ塩化ビニルに比べ安全性も高いため、玩具などへの使用に向いている、という素材です。
動力
動力は単3電池が2つです。
電池パックは底にあり、電池パックのフタはねじ止めするようになっていて、簡単には開けられないので安心です。
フタは本体から離れますので、なくならないよう注意が必要です。小さなネジはフタからは外れないので、ネジだけなくなることはありません。
サウンドクラウンパトカーの機能
機能をご紹介します
ボタンが4つ
パトカーの上部には4つのボタンがついており、それぞれ流れる音が違います。
1:エンジンスタート音+「ウーウー」サイレン音
2:「ピーポー」サイレン音+アナウンス「交差点に進入します」
3:「ウーウー」サイレン音
4:クラクション音
割とリアルです。
ライトが立ち上がる
上部の赤いライトは、こんな感じで立ち上がります。
ボタンを押してバネで跳ね上がる仕組みではなく、レバーを動かす手動です。
フリクションで走る
タイヤを床に押し付けてスライドさせて勢いをつけることで、速度を上げて走ります。
サウンドクラウンパトカーのポイント
次男が特に気に入っているポイントをご紹介します。
たくさん光る
光る部分が多いです。
上部の赤いライトはもちろんですが、前方のヘッドライトもちゃんと光ります。
サウンドが結構リアル
サウンドが意外とリアルです。
ドップラー効果を現すように、少しずつフェイドアウトするようになったりします。
びゅーんと走る
フリクション機能が備わっており、手でぐっと進めると、びゅーんと遠くまで走って行きます。
3歳児の力でも十分です。
サウンドクラウンパトカーの注意点
サウンドクラウンパトカーで実際に遊んでみて感じた注意点です。
電池の消費が何しろ激しい
単3電池2本で動くのですが、電池の消費がものすごく早いです。本当に、一般的に想像している以上のスピードです。
新しい電池を入れても、1週間もすれば電池がへたってきたのが分かる、または完全に動かなくなります。
もちろん子供の使い方にも寄りますが、我が家の次男は保育園児で日中は家におりません。
毎日朝と夜に遊んでいるだけでもこれだけ早いので、日中も遊んだら電池どれだけ持つんだろう、3日とかかな、と・・・
電源オフスイッチはない
電源スイッチがありません。電池の減りが早すぎる一因だと思います。
電池は入れたらそのままずっと通電しています。
特にボタンなどを押さなければ光ったり鳴ったりはしないのですが、うっかりぶつかったりしただけでも簡単にボタンが押されて鳴り響きます…
引っ張ってスタートするタイプではない
本体を後ろに引いて手を離すとびゅーんとスタートするタイプの車のおもちゃではありません。
勢いよくスタートさせて楽しむというよりも、手で持って走らせて遊ぶおもちゃです。
サイズ違いのサウンドクラウンパトカーもある
実は、サイズ違い、もう少し小さなサウンドクラウンパトカーも販売されています。
上部ボタンで流れる音などは同じで、単純にサイズが小さいもの。
値段が少し安いので、子供がパトカーの大きさにこだわりがないのであれば、小さいほうでもいいかと思います。
大きいパトカー、ちょっと場所とりますしね・・・
大きいパトカーのおもちゃ:サウンドクラウンパトカーまとめ
大きなパトカーのおもちゃは何種類か出ているのですが、こちらは値段も手頃な上、「鳴る・光る・走る」という車好き男児のツボはしっかり押さえている商品で、子供の満足度は高いです。
次男も非常に喜んで、しばらくは自分の布団に持ち込んで抱えて眠っていました。
買ってよかったなと思ってはいるのですが、とにかく1点お伝えしたいのは、電池の減りが早い、早すぎることです!
単3電池2本で動くのですが、次男の使い方ですと1週間持たずに電池がへたってきます・・・
もちろん使い方にも寄りますが・・・それにしても・・・
まず始めに前のライトがつかなくなり、次に赤いライトの光が弱くなります。
その状態でもまだ音は鳴るのでいいじゃないか、と私は常に言い聞かせるのですが、何しろパトカーの完璧な状態を求めたい次男、ライトの光が弱くなったから電池を換えてくれ、すぐに換えてくれと、隠してあるドライバーをいつの間にか持ち出す始末・・・
エネループなどの充電式の電池を用意しておくことを強くおすすめします。
電池がいくらあっても足りません!!!
余談ですが、次男はクリスマスプレゼントに同シリーズの消防車か救急車をサンタさんにお願いするとのことです・・・
2台も3台もあったら、ちょっと・・・うるさいんだよなぁ・・・
それでは!