我が家の次男は多重食物アレルギーのため、いろいろと食べ物に制限があります。
そんな彼の貴重なおやつが干し芋。特に寒くなってくるとやたら食べたがるようになり、冬は毎日干し芋をかじっています。
そんな折、静岡県の干し芋農家「銀篭園 みらイモ農家 」さん(@Ginro_Farm)の干し芋プレゼント企画があると聞きつけました。(※今回のプレゼント企画は終了しています)
早速応募させていただいたところ、なんとこんなにたっぷりと干し芋我が家に!!!
というわけで、私と、3歳児の率直な感想を交えながら、さっそくレビューしていきます!
みらイモ農家 銀篭園さん
銀篭園さんは静岡県牧之原市の干し芋農家。12代続く農家で、少なくとも曾祖父の代からはサツマイモを栽培し、干し芋を生産加工している日本最古級の干し芋農家さんです。
ちなみに 干し芋は1800年代半ばに考案されたのだそうです
熟成干し芋(紅はるか)レビュー
さっそく、銀篭園の「熟成干し芋(紅はるか)」のレビューをしていきます!
原材料表示
原材料はサツマイモ(無農薬栽培の紅はるか)のみ
価格
1袋(150g)税込み850円
お得なセット売りもありましたのでぜひ販売サイトをチェックしてみてください!
さっそく食べてみます!
まずはそのまま
まずそのままかじってみます。意外なほどとさっぱりと食べやすい感じ。
歯ごたえはありますが、干し芋の保存食っぽく固い感じは皆無で、3歳の子供でも楽に食べられます。
おいも、やわらかいねー
トースターで軽くあぶる
我が家では基本的に干し芋はトースターで軽くあぶっています。
銀篭園さんの干し芋も、いつものようにアルミホイルの上に並べて2分ほどあぶってみると・・・なんとも甘い香りが漂ってきました。
おいしそーなー、においだよー
かるくあぶった干し芋は、柔らかさが増し、食感は少しほくほくした感じに。
甘味は増して、まるでスイートポテトのように幸せな甘さを感じることができました。
砂糖無添加でこの甘さ!
食べ比べてみたよ!
せっかくなので、我が家にあったコンビニの干し芋と食べ比べてみました。
スーパーの干し芋も、十分に甘いと私は思っていたのですが、比べてみると差は歴然、味の深みが違います。
銀篭園さんの干し芋は焼く前は割とさっぱりしていると思いましたが、比べてみると、噛むほどににじむような奥ゆかしい甘さが潜んでいたことに気付きます。
あぶった時の差はかなり大きく、食感の柔らかさ、甘さ、香りとも、銀篭園さんの圧勝です。
干し芋は結構価格差が大きく、品質の違いも大きいというのは分かっていましたが、銀篭園さんの干し芋で一番驚いたのはあぶった時の甘い香りです。こんなにおいしそうなにおいだったのは初めてです。
チーズと合わせるというアレンジも?!
干し芋といえば、そのまま食べるかトースターであぶって食べるか、の2通りだとずっと思っていたのですが、アレンジすることでもっともっと新たなおいしさに出会えるようなのです。
マドさんのブログ「マドのおうち」にて、とろけるチーズと合わせるという、斬新な食べ方が紹介されていたのでさっそく真似してみました!
クラッカーはなかったので、一口大にした干し芋の上にとろけるチーズをのせて、トースターで焼くこと2分ほど。
こんがり見た目がいい感じ!
試食してみたのですが、このままですと、銀篭園さんの干し芋がとても甘いため、チーズが負けてしまいます。
岩塩をパラパラっと振ったところ、かなりおいしかったです!
銀篭園さんの干し芋はここが違うよ!
銀篭園さんの干し芋は、そんじょそこらで安く売っている干し芋とはわけが違います。
確かに値段はちょっと高い、が!その値段には訳があるのです!
何といっても国産
銀篭園さんの干し芋のいもは国産です。
干し芋をあちこちで買っているとわかるのですが、有機栽培、無添加製法、というのは割と見つかります。が、ほとんどが中国産。
国産の干し芋は貴重です。
しっとりやわらか
干し芋って・・・固いイメージありますよね?
私が小さいころに食べていた干し芋は本当に固くて固くて、母親におやつで出されるたびちょーっと苦手だなと思っていた思い出があります。
最近の干し芋は、昔に比べるとやわらか芋が増えています。
銀篭園さんの干し芋は、その中でもトップクラスで柔らかい干し芋です。
そして、しっとりしています。干してるとは思えないほどです。
重量は生芋の1/6?
干し芋というのは、芋を蒸したのちにスライスし、さらに干して作るのだそうです。
もともとの芋に比べてどのくらい軽く小さくなるものなのか、好奇心に駆られて銀篭園さんに訪ねてみたところ、一般的には1/4ほどになるのだそう。
銀篭園さんの干し芋の場合は、は長期熟成、こだわりの製法のため、さらに少なく、生芋の1/6ほどとのことでした。
かなり旨味も甘みも凝縮しているって感じですよね
日持ちはしない
干し芋ってもともとは保存食です。なので、長期保存が可能なのが普通。
スーパーやコンビニで売っている干し芋も、4~6カ月ほどは日持ちがするものが多いです。
ですが銀篭園さんの干し芋は、あまり日持ちはしません。未開封で1ヶ月ほどです。開封後は冷暗所に保管してなるべく早く食べきるように、とのこと。
それもそのはず、銀篭園さんの干し芋は、しっとりとやわらかな食感を保っていて、カラカラの固い干し芋ではありませんからね。
保存食というよりもスイーツとして考えるべきですね。
アレルギーっ子と干し芋
食物アレルギーは、基本的にはどんな食品でも起こりうる可能性があります。
しかし、特にアレルギーが起きやすい食品というのがあります。特定原材料7品目が一番有名です。
特定原材料7品目とは:
食物アレルギー症状を引き起こすことが明らかになったもののうち、特に症例数や重篤度から表示する必要性が高いもの
- 卵
- 牛乳
- 小麦
- エビ
- カニ
- 落花生
- そば
我が家の次男は、 特定原材料7品目の中から、卵・牛乳には蕁麻疹で反応し、小麦は食べすぎると湿疹が出ます(特定原材料7品目以外では魚に反応します)
卵・牛乳・小麦に制限がかかると・・・洋菓子は基本全滅します。
貴重な甘いおやつとして
次男ももう3歳です。出されたものを疑問もなく美味しいと食べてくれていた時期は過ぎ、自分が食べられないものが沢山あり、世の中にはもっと美味しいものがたくさあることを知っていて、憧れています。
特に甘い洋菓子へのあこがれは強く、常日頃食べたい食べたいといっています。
洋菓子が食べられない次男にとっての干し芋は、貴重な甘いおやつなのです。
食物繊維が豊富
次男は結構便秘がちなのですが、乳製品を制限しているため、便秘に効くというヨーグルトが食べられません。
便秘解消には結構苦労しているのですが、干し芋には食物繊維が豊富なため、効果があるのではないかと思っています。
なるべく安全なものを食べさせたい
次男の口に入るものすべても無添加、無農薬にしたい、しなければ、というほどストイックな生活は送っていません。正直なかなか手に入りませんし、価格的にも跳ね上がってしまうので、現実的ではないのです。
でもやはり、アレルギーのない長男に比べて次男は何かと繊細なのは確かなので、できる限りは安全なものを食べさせてあげたいと頑張っています。
干し芋はスーパーで売っているものでも「原材料は芋のみ」のことが多いので安心して食べさせています。
アトピー、アレルギーには白砂糖が悪いとも言われているので、砂糖と使っていないのに甘い干し芋は本当に貴重なおやつです。
銀篭園さんの熟成干し芋レビュー まとめ
多重食物アレルギーとなると、食べ物に関してはかなりの制限がかかります。
次男の場合には、特に洋菓子系はほぼ全滅となるため、甘くておいしいおやつは常にあこがれ。
私もおいしくて安全なものを食べさせたいといつも思っています。
アレルギーっ子の次男は、アレルギーのない長男と比べてもやはりどこか(腸とか?)が弱く、繊細なようです。
スーパーやコンビニで買える干し芋ももちろん次男は食べますが、一見して特に影響がなさそうであっても、実はパッケージには表れてこない農薬や、乾燥剤などが根深いところで肌荒れの原因などになっていたりしやしないかという不安が付きまといます。
その点銀篭園さんの熟成干し芋は
- 無農薬
- 無添加
- 国産
と、不安材料が除かれてるので、非常に安心して食べさせることができました。
銀篭園さんのコンセプト、「自分の子供に食べさせたいものを作る」という言葉そのままです。
さすがに高級干し芋なので、毎日食べている次男の干し芋をすべて銀篭園さんに・・・というのはちょっと難しいのですが(苦笑)例えば同じようにアレルギーに悩むお子さんへのお土産とか、できるだけ無農薬無添加の食事を子供にと頑張っている方への贈り物なんかには最適だと思います。
銀篭園さんの公式ブログはこちらです。
それでは。
他の方の干し芋レビューはこちらです!