なんとなく目に違和感…朝起きたらやけに目やにが出ている、なんだか目がべたべたするような気がする…でもものすごくかゆかったり腫れているわけじゃないからなぁ
そんな経験はありませんか?放置していれば自然治癒するかなぁと思ってなかなか病院に行かないなんて経験もあるのではないでしょうか。
私は、子どもが生まれてから、目が赤くなったりゴロゴロしたりすることがものすごく増えました。
その度に眼科に行くわけですが、診断結果は決まって「感染性結膜炎」
それも「細菌による感染性結膜炎」というやつです。単に細菌性結膜炎といわれることあります。
今回は、そんな結膜炎、とくに私が繰り返しかかっている細菌性の結膜炎を中心に原因や治療法についてまとめました。
感染性結膜炎について
感染性結膜炎は、何かに感染することで起きるものですが、その「何か」は大きく分けて2種類あります。
細菌か、ウィルスか、です。
細菌性結膜炎とは
原因菌はインフルエンザ菌や肺炎球菌、黄色ブドウ球菌などです。黄色ブドウ球菌は、健康な人ののどや鼻、皮膚、手指、毛髪、腸管などにも分布しています。感染力が弱いため、感染の危険は大きくありませんが、目にケガをしたとき、病気などで身体の抵抗力が落ちたとき、子どもの場合は、感染しやすくなります。
出典元:参天製薬
結膜炎かな~というレベルの自覚症状の時に多いのはこちら、細菌性結膜炎です。
ウィルス性結膜炎とは
原因ウイルスの多くはアデノウイルスです。アデノウイルスは感染力が強く、多くの場合は人から人へと感染するので、注意が必要です。「はやり目」や「プール熱」もアデノウイルスによる感染性結膜炎です。
出典元:参天製薬
はやり目って、聞いたことありませんか。流行性結膜炎とも言います。学校などではやることが多いものです。
アデノウィルスというのはものすごい感染力の強いウィルスで、いろいろな症状が出ます、熱なども出ます。
アデノウィルスの引き起こす症状が目に出たものが、ウィルス性結膜炎です。
細菌性結膜炎の原因は?
細菌性結膜炎の原因となる菌は、そこら中にいるごく一般的な菌です。ですが、年がら年中結膜炎になっているわけではありません。細菌性結膜炎になる原因・要因があるはずです。
私は出産後にやたらとかかるようになってしまいました。病院で説明されたことなどをまとめます。
風邪をひいているとなりやすい
細菌性結膜炎は細菌によって引き起こされるものですが、特別な細菌というわけではありません。
風邪をひくと、鼻水などが出やすくなりますが、鼻と目はつながっているため、鼻の中にいる常在菌が目のほうに行ってしまって感染することがあるそうです。
子どもからうつされる
細菌性結膜炎は抵抗力の少ない子どもはなりやすいのですが、子どもがなった結膜炎を移されてしまうことがあります。
細菌性結膜炎はウィルス性結膜炎に比べれば感染力は弱いといわれていますが、感染した目を触った手でそのまま触られたりしたら…さすがにうつります。
子どもって…なぜか人の目に手を突っ込んできたりしますよね・・・目を触るなといっても触りまくった指で直接人の目を狙ってきますよね…
私はこれで幾度となく、うつされてしまいました。
疲れているとなりやすい
感染性結膜炎は高齢者や子供が鳴りやすい病気と言われています。感染性結膜炎の原因はそこらへんにいる菌ですが、その菌に負けてしまうと細菌性結膜炎になるわけです。つまり、抵抗力が弱いとなるのです。
健康な大人はなりにくい、というのは、抵抗力が強いからなんですが…疲れて弱っていると、大人でもなります。
・・・育児中の母親はひどく疲れていることが多いので…なりやすいです。
コンタクトレンズは注意が必要
私はコンタクトレンズはしていませんが、結膜炎を疑って眼科に行くと必ず、コンタクトレンズはしているか、ちゃんと正しく使っているか、と聞かれます。
細菌性結膜炎の原因となる最近はそこらへんにいる菌で、健康な大人が普通に生活している分にはかかりにくいとされていますが、コンタクトレンズのように目に長時間密着するものには注意が必要とのこと。
特に正しく洗浄などができていないと細菌が増殖しやすいため、細菌性結膜炎になる確率が増えると眼科では説明されます。
細菌性結膜炎は放置しても自然治癒しない
細菌性結膜炎って、始めは症状がそれほどひどくない場合が多いです。
なんか目が赤い。ゴロゴロする…でも大したことはないかな…
非常に不愉快な感じはするのですが、ものすごく痛いわけでもないし、耐えられるレベル。だからそのうちほっとけば治るんじゃないかなぁって、思いがちですが!
経験から言って、細菌性結膜炎はそうそう自然治癒しません!2週間とかその症状が続くことがザラです。
眼科に行くと、抗生剤入りの目薬をもらえます。その目薬を適切に差せば、すぐ、あっという間に治ります。それが細菌性結膜炎です。
できるだけ早く眼科に行くことをおすすめします。
ウィルス性結膜炎は学校感染症の1つ 放置は絶対ダメ
ここまで、細菌性結膜炎について述べてきましたが、ウィルス性結膜炎についても簡単にまとめておきます。
ウィルス性結膜炎、いわゆるはやり目は、学校感染症に指定されています。学校感染症というのは、感染の恐れがなくなるまで登校禁止になる病気です。インフルエンザなどもそうですね。
流行性角結膜炎は学校保健安全法上の学校感染症の一つで、伝染の恐れがなくなるまで登校禁止となる。
参照元:国立感染症研究所
アデノウィルスは症状が激しく出るので、なんか目が赤いなぁレベルではないはずなのでそのまま放置する人はあまりいないとは思いますが、とにかく感染力が高いです。
病院でなければ確定的な診断はできませんので、なんかおかしいな、と思ったらすぐに眼科に行ってください。人にうつりやすいのでとても危険です。
感染性結膜炎についてまとめ 放置しても治りません!
結膜炎の原因はいくつかあるのですが、感染性結膜炎には
- 細菌性結膜炎
- ウィルス性結膜炎
があり、症状が軽く度々なる様なのは細菌性、症状が重く感染力が強いのはウィルス性です。
細菌性については自然治癒はしそうに思えますが、基本的にはしない(又はかなり時間がかかる)ので病院で抗生剤入りの目薬をもらってください。すぐ治ります。
ウィルス性結膜炎は感染力が強く症状も重いので、こちらもすぐに病院に行ってください。安易に登園・登校・出勤は危険です。
私は産後ずいぶん頻繁に細菌性結膜炎になるようになってしまいました。もちろん子どもから直接(目に直接!)うつされていることもありはするのですが…
どう考えても圧倒的に疲れている、弱っているのが原因です。
高齢者、子どもレベルの抵抗力ってことです
最近、ちょいちょいに倒れるので(ほんとです…)もうそろそろ、ちょっと家事代行とか本気で検討しています。
【くらしのマーケット】はハウスクリーニングとか家事代行とか、いわゆる出張系サービスが見積不要(ネットで事前に金額がわかる)でオンライン予約できるというので、こういうサービスを上手に利用していこうと思います。
見積りとか電話連絡とか、面倒が増えると逆にやってらんないし・・・
ほんと、倒れるとややこしいので…急に38.8℃の発熱をした話はこちらです・・・
子育て中の皆さま、ほんと、体が資本ですよ!倒れる前に対策を!
それでは!