6歳の長男の希望で見にいって来ました「小さな英雄 カニとタマゴと透明人間」
「ポノック、ポノック、スタジオポノック」と歌うカエラちゃんの声がなんだか記憶に残ります。
ネタバレはしない程度での感想です。
スタジオポノックとは
2014年末、スタジオジブリの制作部解散によりジブリを退社した西村義明が、米林宏昌の新作映画を作るため2015年4月15日に本社を設立
「第2のスタジオジブリ」「スタジオジブリの後継組織」などと評されることもある
出典元:ウィキペディア
第2のジブリと言われることをどう思っていらっしゃるかはわかりませんが…どうしても思いますよね、みんな。
米林宏昌監督などは特に、絵柄はもろにジブリを引き継いでいますし。
小さな英雄-カニとタマゴと透明人間-の概要
小さな英雄は、約20分×3の短編オムニバス作品です。
- カニーニとカニーノ 米林宏昌監
- サムライエッグ 百瀬義行監督
- 透明人間 山下明彦監督
それぞれ監督が違い、作風も全然違います。
カニーニとカニーノ
米澤宏昌監督作品。
カニーニとカニーノというカニの兄と妹の冒険、成長の物語です。
一番、ジブリを彷彿とさせる雰囲気。ものすごく映像、とくに背景の川や森、水、樹々の描写が美しいです。
ネタバレはしません…が、1つだけどうしても気になったこと。
カニのカニーニたち家族は擬人化されたカニなのに、別のリアルカニが出て来たときには、どういう世界観なんだろうかと不思議で仕方なかったです。
サムライエッグ
百瀬義行監督作品。
卵アレルギーと戦う少年の物語。
リアル系ではない描写のジブリを思い出させる作風。となりの山田くんとかそんな感じ。
我が家は次男が食品アレルギーのため、人ごとではなく、長男はとても真剣に見ていました。
思いがけず、心に強く残る作品だったようです。
透明人間
山下明彦監督。
透明人間に降りかかった1つの事件の物語。
一番ジブリ色は薄かったかなと思います。
とてもシュールな作品で、私は興味深く見ていましたが、長男にはちょっと難しかった様子。
よく分からなかったなぁ、という感想でした。子供向けの作品ではないと思います。
小さな英雄-カニとタマゴと透明人間:映画の内容以外の感想
劇場小さい!
シネコンで見たのですが、すごい小さな劇場でした。それでも空きがありました。
スタジオポノックの新作なのでもう少し話題なのかなぁと思っていましたが、そうでもなかったようです。
やはり短編オムニバスだからでしょうか。
特別価格
短い作品なので、通常より安い特別価格で見られる映画館が多いようです。
大人1400円、子ども800円ほどとのこと。
待ち時間が長い!
開演時間に間に合うように席に着いてから、15分くらいはCMでした。ちょっと長すぎるな…
ようやく落ち着いてきた長男は待てましたが、あれだけ長いと飽きる子供もいると思います。
子供にはちょうどいいくらいの長さ
子供はすぐに飽きますからね…なかなか映画を最後までちゃんと見るのが難しかったりしますが、20分で一区切りつくというのはなかなかいいです。
大人にはちょっと物足りないかもですが、子どもが見るなら短編オムニバス悪くないなとおもいます。
「小さな英雄-カニとタマゴと透明人間-」は子どもと見るのにいい映画です
ちょっと…透明人間は難しいかもですけど、アニメなんで、全く興味なくす、ということもないと思います。
映画館で映画はまだ見たことがないよ!という子の映画館デビューにもいいと思います。短いので見やすいですしね。
ドラえもんとかプリキュアとか戦隊モノの映画にしか行かないよ!という子の新ジャンルへのチャレンジとしてもいいと思いますよ。
それでは!