初めての出産ですと、赤ちゃんのお世話ドキドキしますよね。
どうしたらいいのか、必要なものはなんなのか、どれくらい大変なのか…
何しろ経験がないので、情報は育児の本や雑誌やネット、産院でもらう冊子などに頼ることになります。
でもベビーグッズは沢山あって、全てを揃えていたらきりがないのも実情。いらないものは買わず、出来るだけ最低限で抑えたいですよね。
今回の記事では、そんな育児グッズの中でもよく「必要」とされているけれど実際はいらなかったものの1つ、湯温計についてです。
ぶっちゃけますとね、別になくても問題ないです、湯温計。湯温計、実はいらない。
買わなくても大丈夫ですよ~
沐浴用の湯温計ってこんなのです
沐浴用の湯温計の多くはこのように、お湯に浮かせて使うタイプです。
ベビーバスやお風呂に浮かべて、何度かなー、赤ちゃんが気持ちいい温度かな、なんて調べるためのグッズです。
沐浴用の湯温計がいらない理由
沐浴に湯温計って、私が小さいころから使われていました。
ずばり、時代は昭和でした
昔は今に比べて給湯事情がよくなくて、やかんでお湯を沸かして、水で薄めながら適温を探って・・・ということをやっていました、
湯温計は、そのころの沐浴には必要だったあると便利なグッズだったのですが・・・
現在の給湯事情であればいらないです。なくても問題ないですよ~
ベビーバスにはシャワーでお湯を入れればいい
沐浴用のベビーバスをどこに設置するかにもよるのですが、多くはお風呂場や脱衣所などか、キッチンのそばになるかと思います。
自宅の環境はもちろん人によるのですが、現在、多くのご家庭では設定した温度のお湯がシャワーなり蛇口なりから出てくるのではないでしょうか。
もちろんシャワーや蛇口から出てくるお湯が、完全に設定どおりの温度とは限らないのですが・・・そこまで大きな差は出ないですよね?
40度と設定したのに50度のお湯が出てくるということはほとんどないのでは、と思います。
ですから湯温計で測らなくても、設定温度も赤ちゃんの沐浴に丁度よい38度くらいに設定しておけば、おおむね赤ちゃんにとって気持ちの良い温度のお湯が出てくるわけです。
お湯をためた後に、最終チェックとして自分の手で、熱すぎないか、ぬるすぎないかをチェックすれば、たいてい大丈夫です。
湯船のお湯も温度調整されることがほとんど
生後1か月を過ぎると赤ちゃんはベビーバスを卒業し、大人と一緒に湯船に入ることができます。
お風呂の温度もやはり、シャワーや蛇口のお湯と同じく、温度設定することができる場合がほとんどです。
赤ちゃんは大人が腕にしっかり抱えて、そっと湯船に入ることになります。
お風呂に入れる大人の体感で、お風呂のお湯が赤ちゃんにとって熱すぎないか、ぬるすぎないかをチェックすることができますので、湯温計がなくても大丈夫、いらないです。
赤ちゃんにとって適温とされる38度程度のお湯は、大人にとってはややぬるいと感じることが多いと思います。
ぬるめで気持ちいい、と思われる湯温のお湯につかるようにしましょう。
自分の腕(肘)を入れて確かめれば大丈夫
温度計ではなく、自分の感覚でお湯の温度を確かめる場合、ふさわしいのは肘の部分、と言われています。
肘の内側は皮膚も薄く敏感な部分のため、体感で温度を測るのに適しています。
指先や手のひらは、冷えていたりあったまっていたりすることで体のほかの部分と体感温度が違います。
赤ちゃんの体感温度により合わせるためには、肘の部分をお湯に沈めて温度をチェックするといいです。
沐浴用の湯温計があったほうがいい場合
私は基本的に、沐浴のための湯温計は特別用意する必要はないと考えていますが、湯温計があったほうが安心、という場合もあるにはあります。
とにかく体感温度に自信がない
人よりも熱いお湯のお風呂が適温と感じるとか、その逆でかなりぬるいお湯でないと快適な温度とは感じない、という方も中にはいると思います。
どうも体感温度が一般とはちょっと違うようだ、という自覚があるのであれば、肘で測った温度が赤ちゃんの適温とずれる可能性があります。
体感温度に自信がない場合は、湯温計で測ってしまったほうが安心です。
性格的にとにかくきっちりしたい
肘で適温を測る、といっても、38度なのか38.5度なのか、という細かいところまでは分かりません。
性格的に「とにかくきっちり確認したい」という場合には、湯温計で測ってしまうほうが安心ですし正確です。
沐浴用の湯温計を用意する場合のおすすめの選び方
赤ちゃんの沐浴に必須ではない湯温計ですが、用意する場合のおすすめの選び方のポイントが2点あります。
- コスパがいい
- 他の使い道がある
赤ちゃんの沐浴に湯温計を使う期間はかなり短いです。たいていはベビーバスを使っている生後一か月まで、湯船に入れるようになっても使い続けるとしても生後3ヶ月くらいまででしょう。
そう考えると、コスパの良さか、その他の使い道があるか、のどちらかに重点を置いて選ぶとよいでしょう。
コスパがいい、つまり安い
生後1ヶ月くらいまでしか使わないので安いに越したことがない、ということであれば、なんと100均でも手に入ります。
ダイソーで発見。
— ぺんぞう🐧Penzou (@OssanPenzou) 2019年9月19日
ペンギン湯温計♨️🐧#ぺもの #ペンギン #100均 pic.twitter.com/fljCTrmttF
100均ですからそこまで高性能でもない、ただのアナログの温度計が水に浮くという設計でしょうが、はっきり言ってそれで十分です。
沐浴用の湯温計として使わなくなったあとも他の使い道がある
沐浴用の湯温計としては使う必要がなくなった後もほかの使い道があるのであれば、多少は値段が高くても納得の買い物と言えます。
湯温計にも様々な種類があります。
壁にかけて室温計としても使えるもの
シンプルデザインと、安心のタニタ製で、沐浴で使わなくなった後も使いやすい商品。
上部に穴があって壁に掛けられるデザインのため、室温計としても使えます。
時計やストップウォッチの機能も備えている多機能なもの
とにかくかわいい!!!
お湯に浮かべて湯温計、部屋に置いて室温計として使えるのはもちろん
- 時計
- タイマー
- ストップウォッチ
という機能もついていて非常に多機能。
沐浴用の湯温計はいらないので買わなくても大丈夫、用意するならコスパか多機能を重視で
現在、熱湯を沸かして水で薄めながら温度調節をして沐浴用のお湯を用意しているというご家庭はほぼないと思われます。
シャワーや蛇口から出るお湯は温度設定で適温のものが最初から出てきますので、念のため自分の肘のあたりで湯温をチェックすれば、湯温計がなくても問題ありません。
それでも湯温計を準備して使う場合には、沐浴用の湯温計が必要な期間は約1か月間、長くても3カ月程度と短いことを考慮すべきです。
具体的には、とにかく価格の安いもので済ませるか、多機能であり沐浴用として使わなくなっても使いみちがあるものを選択するのがおすすめですよ!
それでは~