長男はスイミングスクールに通っています。ボビング(ジャンプ呼吸)ができなくて2連続で進級テストで進めず、すっかりやる気をなくしました。
が!
ちょこっとのお風呂練習でコツをつかんだ長男、3度目の試験で合格しました!
できない原因の特定が大事です!
ジャンプ呼吸なんかじゃなくてさー、クロール習いたいんだよね~
ジャンプ呼吸できなきゃ息継ぎできないよ
えー、なんでー?
なんでって…
ボビングは息継ぎのための練習でしょ?
ボビング(ジャンプ呼吸)ってどういうもの?
私は、ボビングと習ったんですけどねその昔。調べてみたら、正確にはボビングジャンプ、ですね。
ジャンプ呼吸とは
- 鼻(と口)から水中で息を吐き(バブリング)
- 床を蹴って水中から顔を出し(ジャンプ)
- 空中で口から息を吸う(ボビング)
を繰り返し行います。
んーーぱっ んーーぱっ と練習した記憶のある方も多いはず。
ボビングというとバブリングの後息を吸うところのみをいうようなので、たしかにボビングジャンプですね。
ボビング(ジャンプ呼吸)のやり方はあってる?できない原因をみつけよう!
ボビングができない理由は、だいたいは以下のことが原因です。
- 水中で息を吐くバブリング、ができていない
→吐いてなければ、吸えません
- 水面から顔を出したとき、タイミングよく息が吸えない
→「ぱっ」と言いながらちゃんと口を開いていない。「ぱっ」は重要です
- 水面にちゃんと頭が出ない
→蹴りが弱い
長男の場合
本人への聞き取りと湯船での実演と、私の遠い記憶からできない理由を探します。
1回目はできるけど続くとできなくなるんだよ
ふーむ
ときどき、足もちゃんとつかなくて苦しくなる
ふむふむ。ちょっと、んーーぱっのとこ、何回か、顔だけつけてやってごらん
苦しくなる原因
長男、んーーと顔をつけてブクブク。
バブリングはできているようです。
顔を上げて、ぱっと口を開き、またすぐに顔をつけ…たと思ったらばたばたもがいて顔を上げました。
ん?ぱっとはやったけど。ぱっとやってはいたけどね?
苦しい〜
あなた、ぱって、言ったあと、息吸った?
へ?よくわかんない
息吸ってなかった!
そりゃできないわ〜。溺れるわ〜。
ぱっのあとすぐに吸うんだよ。ぱっ、はぁ〜って大きく息吸わないと!
目をパチパチする長男。ずっと息を吸うことを知らなかったと見える。
まさか、口を開けたのに息を吸ってないなんて思わなかったけど、しかしコーチ、これは気づいてあげて欲しかったですよ…
頭が出ない原因
お風呂では深さが足りず、実演は無理でしたが、予想はつきます。
頭が出ないのは蹴りが弱いからなんですが、結局は息を吸ってなかったことが原因です。
息吸ってない
↓
苦しい
↓
次に沈むときに顎が上がる
↓
うまく沈めないから底に足がちゃんとつかない。蹴りが弱くなる
↓
頭出ないから溺れる
です。
ぱっ、はぁ~て息吸ったら、おへその方を見ながら沈むようにと、アドバイスはしておきました。
ボビング(ジャンプ呼吸)のやり方とコツを再確認
- 水中でしっかり息を吐く。鼻が望ましいが、口でもいい。水は飲まないこと
- 顎を引き、体を丸めるようにしっかり沈む
- 両足でプールの底を蹴る。体を伸ばして水面を目指す(反らないこと)
- 顔が出たらぱっと入って口を大きく開く。開いたら息を大きく吸う!
ポイントは、慌てずに繰り返すこと。
呼吸の間隔は、子どもでは十数秒でしょう。このくらいの間隔で、いくら何でも息苦しくて溺れたりしません。
落ち着いて、リズミカルに頑張ろう!
後日談:ボビングを克服して進級テストに合格しました!
その後、次の試験まで、時々お風呂場で、時々、ぱっ、はぁ~の練習をして、頭は下げ気味で沈むようにアドバイスをしたところ、見事、3度目の試験で合格しました!
ボビングは意外と難しく、いやになってやめてしまう子もいるそうです。なんとか通過できてよかったです。
これで次はいよいよクロール。
難関ですねえ。私はといえば、全然進級できなくて、1年ほど延々とクロールの練習していたそうですよ。
なかなかプールに一緒には行けないですが、なんとか、泳げるようになってもらいたいです。
また、スイミングのつまずきポイントや、有効なアドバイスで克服できたときには記事に書きたいと思います。
ではまた!