先日、担任の先生より、我が家の長男(小1)が午後の授業は寝てばかりいるとの連絡を受けて、非常に焦ってしまいました。
小1から居眠りって、どうなんそれ・・・
私自身、学生時代はよく居眠りをしていたので人のことは言えないのですが、それでも小1は早過ぎる気がする…
その後あれこれ考えた結果、今回の長男の場合はおそらく一過性の事態であろうとなり、当面は様子見することになりました。
この記事では、小学生の居眠りの原因として考えられることについて、今回の長男の例も含めて考察してみます。
小学生の居眠りの原因1 睡眠不足
居眠りの原因で一番多いのはやはり、睡眠不足です。大人も子供も、夜間睡眠が不足しているために日中ねむくなり、居眠りをしてしまう、というのは本当によくあることです。
子供の適正な睡眠時間は、年齢によって異なりますが、小学1年生(7歳)ですと9~11時間程度(出典元:NHKらいふ)
大人がそうであるように子供でも睡眠が長く必要なこと短めで大丈夫な子はいますが、9時間を毎日下回ってくるようですと、やはり睡眠不足が疑われます。
対策法としては、規則正しい生活を心がけて夜間にきっちり眠ることです。
小学生の居眠りの原因2 疲労・体調不良
それほど睡眠不足でもないのに眠い点という場合、心身が疲れている、体調が実は悪い、ということがあります。
とくに子供が小さいと、体調不良のときにはいつもより眠く、睡眠時間が延びることがあるは、経験上ありえます。
疲労や体調不良によって眠いときに子供に無理をさせると、発熱などもっと体調を崩す可能性が高まります。
子供の具合が悪そうで眠そうな時には、体が休息を求めているのだろうということで、ゆっくり過ごさせ、ちゃんと睡眠を取るよう子供に促しています。
小学生の居眠りの原因3 成長期の可能性
今回の長男の居眠りは、どうやらこの成長期ではないか、というのが我が家の結論です。
というのも、
- 昼食後の午後の授業に頻繁に居眠りし始めたのが、ここ2週間ほど急にである
- 就寝時間は9時代で、睡眠時間は9~10時間確保している
- 以前(夏頃)にくらべると、むしろ睡眠時間は伸びている
- 元気そうで体調が悪いとも思えない
という状況があり、さほど睡眠不足とは考えられず、体調不良説もいまいちピンときません。
実は長男はこれまでも、やたらと眠る時期がたまにあり、その後数ヶ月で急に背が伸びたり体重が増えたりすることがありました。
この急成長と強い眠気はおそらく関係があらのだろう、と以前から思っていました。
対策としては、眠いのだからよく眠らせるほかなく、いつもより就寝を早めて長めの睡眠時間を確保します。
成長期による強い眠気は、いつのまにかなくなって、普段通りの生活に戻ります。長くてもワンシーズン、大抵は数週間から1ヶ月くらいで戻るようです。
小学生の居眠りの原因4 何らかの病気の可能性
いわゆる睡眠障害である場合は、早めに気付いて対処する必要があります。
子供の睡眠障害の代表的な症状は以下の通りです。
・不眠症 (乳児・幼児の夜泣き、学童・思春期の不眠症など)
・過眠症 (睡眠不足症候群、ナルコレプシーなど)
・睡眠覚醒リズム障害 (夜型睡眠など)
・睡眠時随伴症 (夢遊病、夜驚症、むずむず脚症候群など)
出典元:昭和大学病院附属東病院睡眠医療センター
子供の睡眠障害の引き金になるのは、睡眠不足や、スマホなどの刺激に触れすぎ、ということはあり得ますが、短ナス睡眠不足の症状を超えてきた場合には、自力の実での回復は難しいです。
早めに医療機関に相談すべきです。
小学生(1年生)の居眠りの原因を考察 まとめ
居眠りをしてしまうのは結局のところ眠いから。
眠くならないためには、基本的には睡眠を十分に取るしかありません。
今回の長男の居眠りは、これまでの経験上、成長期直前のやたら眠い時期、と判断して我が家ではしばし様子を見ています。
長くても1カ月ほどなので、それ以上続く場合には、何らかの睡眠障害の可能性も考えねばな、と思っていましたが、どうやら徐々に異常な眠気は治まってきた様子です。
小学生、特に1年生くらいですと、授業がつまらないから寝てしまう、というのは通常では考えにくいです
授業に興味が持てない場合には、どちらかというと断ち歩いたりしがちなのが小学生です
友人に教育関係者がいるので聞いていたところ、電車通学の小学1年生(私立など)が、帰りの電車でうっかり眠り込んでしまい、見知らぬ駅に到着、パニックになって学校に電話をかけてくるとか、駅員さんに保護されて駅から電話がくるということは、結構あるとのこと。
小学1年生の居眠りの原因で多いのはやはり睡眠不足ですが、我が家の長男と同じようにさほどの睡眠不足でもなさそうなのに唐突に眠ってしまう子もいるとのことなので、やはり成長期による異常な眠気というのは一般的にもあり得そうです。
もし、小学生(特に1年生など低学年)の居眠りが目立つようでしたら、一度原因について考えるとよいでしょう。
まぁ、原因は何であれ、基本的に対策法は「しっかり睡眠時間をとる」に集約されることになります。
それでは。
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