新生児の服装って、迷いますよね。夏に生まれた赤ちゃんは、真夏の猛暑に、新生児期を過ごすことになります。
第1子ですと、どの種類の服をどれくらい着せたらいいか、非常に迷うと思います。
私の長男は夏生まれです。非常に暑かった年の夏に、新生児を育てました。どのような服装で夏の新生児期を過ごしたかを、実例入りでお伝えします。
分かりにくい赤ちゃんの服装についてのまとめはこちらをどうぞ
新生児の夏の服装で迷うポイント
真夏でも「大人より1枚着せましょう」は本当なの?
私が出産した病院では、生まれてから退院するまでの新生児の服装は「肌着+タオル地の服」で、必要があれば上からタオルをかけていました。
しかしこれは、空調が完備された病院、しかも出生直後の赤ちゃんの場合です。
新生児といっても退院してしばらくした頃であれば、「肌着+ベビー服」ではちょっと着せすぎかな、と思います。
新生児は体温調節がまだ下手です。それは、寒い恰好をさせていれば体温が下がる、というのもそうですが、厚着させると体温が上がりすぎます。
「大人より1枚多く」とよく言われますが、その1枚はかけるもので調節すれば問題ないです。
体にはなにかかけておいた方がいいの?
上記の通り、新生児の服装の基本は「大人より1枚多く」です。
そして、「上にかけるものも枚数に数える」のも基本です。
つまり、大人と同じ枚数を着たうえで、1枚かければ十分です。
真夏に綿入りの布団などかけたら暑くて大変ですので、薄いタオルケットやバスタオルなどをサラッとかけておけば大丈夫です。
真夏の新生児に肌着は必要?むしろ肌着のみ?
新生児が関東の夏を過ごす場合、基本的には1枚で十分です。
では肌着は着せずにカバーオールのみにするのがいいか、というと、あまりお勧めしません。
むしろ、肌着(コンビ肌着)1枚が一番いいと思います。
新生児のお肌はとても弱く、ちょっとした刺激でも肌に負担がかかります。
カバーオールは基本的に内側にタグが付いていますので、肌着を着せずに赤ちゃんに直接着せてしまうと、タグが赤ちゃんのお肌にあたってしまします。
この点ベビー用の肌着は赤ちゃんの肌へのあたりを考えて作ってあることが基本なので、タグは外側についています。
コンビ肌着なら太もも部分もカバーできますし、お腹も出ません。
前合わせの形になっているものがほとんどだと思いますので、お腹の部分は2枚になりお腹が冷えてしまうこともありません。
新生児期の夏の服装の具体例 コンビ肌着+上掛け
実際、私はどのような服装と布団で、夏の新生児期を過ごさせたかの実例をあげます。
前提として、関東圏で、家から出ない、という生活です。もっと北や南ですと気温も違いますが、基本的に日本の夏は暑いので、冬ほど服装の差は出ないのではないかと思います。
以下は、関東圏で室内で過ごしている新生児、の例です。
関東圏で室内で過ごす新生児の夏の服装の具体例
- コンビ肌着
- 靴下はなし
- タオルケット
室内はエアコンで、基本的に27℃前後に保っていましたが、室内の体感温度に応じて調整していました。
実は私も、退院直後、大人より一枚多く、を忠実に守って肌着の上に2wayオールを着せていましたが、背中はすぐに汗で湿ってしまう状態で明らかに暑そうだったので、すぐにコンビ肌着1枚の生活になりました。
肌着1枚で過ごさせる場合には、股下にスナップのあるコンビ肌着が便利です。
肌着1枚で本当に大丈夫だろうかと、少々気になったので、おなかから下に、薄いタオルケットやバスタオルをかけていました。
↑薄手で大判なので、畳み方で厚みを調節できて便利です
エアコンで温度管理をしていれば、上記の服装で特に問題はありませんでした。
日本の夏、特に関東の高温多湿の夏の場合、エアコンでの温度調整は必須と思います。風向きを調整して、直接赤ちゃんの体に風が当たらないようにします。
新生児の夏の服装、肌着1枚でも大丈夫? まとめ
今回は新生児の夏の服装について、実際に私が着せていた具体例をもとにご紹介しました。
日本の夏の高温多湿の環境ゆえ、夏生まれの赤ちゃんの服装をどれほど薄着にしていいものか迷うと思いますが、特別な冷夏などでない場合、真夏であれば肌着1枚で十分です。
「新生児は大人より1枚多く」というセオリーが気になる様であれば、薄いタオルケットをおなかが冷えないようにかけておけば問題ないです。
夏の新生児の場合、汗をかいて脱水症状になるほうが心配です。
着せすぎに注意しながら、エアコンで室温調節、状況に応じてタオルケットなどで微調整をおすすめします。
それでは!